여러분 안녕하세요!
みなさんこんにちは。

いかがお過ごしですか(^^)

日本は本格的に夏日だそうですね~



今日は、韓食体験館での「宗家の味クッキングクラス」について書きたいと思います。

このプログラムは、慶尚道の宗家料理(代々受け継がれた伝統料理)を実際に作って試食し、また各家の代表料理について説明を受けながら学ぶことができるものです。




今回作ってみたのは석계종가(Seokgye 宗家)の석류탕(ザクロスープ)という伝統料理です。
ザクロをつかって作るのではなく、ザクロに見立てて饅頭をつくり、出汁を満たした器に盛り付ける美しい料理です。



(ちょっと形が崩れてしまいました…笑)






3色の記事をクレープのようにフライパンで熱し、作ります。
綺麗に焼くのが難しかった~!!



タネです。細かくみじん切りにします。

実際に作ってみるとかなり手間がかかっているのを実感できました!



会場には入るとすぐに8種類の伝統料理が展示されていたのですが、相方の韓国人もどれも初めてみると話していました。

もちろん観光公社で行われるプログラムではあるのですが、必ずしも外国人向けのものに限らないのだなぁ感じました。


デザートもとてもおもしろく、松の花粉を食用に改良したものを材料とする송화다식, 송화밀수やりんごをバラの花にみたてた사과정과(りんご煎果)など繊細で珍しいものでした。



そしてこちらが試食した料理です。
実際に作ってみた석류탕(ザクロスープ)、모듬전(色々な材料を使ったチヂミ)、大根チヂミ、豚の煮込み、ニラサラダなど。


手間ひまかけて料理するものばかりである点や見た目に気を配る点をみると、これらは客人をもてなす際にもよくふるまわれていたのではないかと感じます。

こんな料理でおもてなしされたら、きっと感動しますよね。
映画でよく見るような西洋風のダイナミックな料理も華があって魅力的ですが、素朴ながらも美しいこれらの伝統料理にはまたひと味違った魅力があります。
この素朴さが東洋文化の良さだと言えると思います。



とくに興味深いのは、韓国料理の代表的なイメージである'辛さ'がないところです。

さらには塩気もかなり薄く、素材そのものの味を楽しむことができる味付けでした。
大根チヂミや今回料理した석류탕は味付け、見た目への工夫という点で和食の持つ特徴と大変似かよっています。


また今回気づいたのは、わたしも日本各地の伝統料理についてほとんど知らないということです。

最近流行りの各地のB級グルメについてはよく知っている人が多いですよね。
もちろん新しい食文化も大切ですが、
伝統料理について知る機会は思ったより少ないようです。

各地のPRの差が認知度の差につながっているかもしれません。

郷土料理は地産地消の発想に基づいて楽しまれているため、他地域の人々には認知されにくいですよね。
そういう意味でも、こうしたクッキングクラスはよい学びの機会だと思います。


みなさんもぜひ「宗家の味」クッキングクラス、体験してみてください!!



【韓食体験館】
ホームページhttp://www.k-cel.kr/kstyle/intro.do
住所:ソウル市 中区 清渓川路 40 (旧 ソウル市 中区 茶洞 10)
서울특별시 중구 청계천로 40  (구. 서울특별시 중구 다동 10)

アクセス:
・地下鉄1号線「鐘閣駅」5番出口から徒歩
・地下鉄2号線「乙支路入口駅」2番出口から徒歩

■地図: http://map.konest.com/dforum/789 

http://map.naver.com/local/siteview.nhn?code=11798302 




(施設外観)





【在韓日本人ネットワーク】

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