初日「これだけはわかってる　〜Things I know to be true～」

本日初日を迎えた「家族」をテーマにした舞台

「これだけはわかってる～Things I know to be true～」

ゲネプロ（通し稽古）後に取材が行われました！！

今の心境は

果歩さん「南です。今日夜初日なので、最後の通し稽古が終わったんですけれども、初日前になると私はすごく小心者なのでドキドキしてしまって、どうしてこの仕事受けてしまったんだろうと後悔しながら出を待ってるんです。

舞台に出るとその気持ちはなくなってしまうんですが。何十年も仕事を続けているのに、いつまでもこの気持ちが消え去らないっていうのはどういうことなのかなって思ってたんですけれども、逆にいつも新鮮に、舞台にあがるっていうことに恐れを抱いていることかなって、いいようにとるとそうなんですけれども、怖いけれども挑み甲斐がある作品です。

今回キャストのみなさんと一緒にブライス家の一年を表現できればいいなと思っています」

台本を読んだ時と演じた時と違いはありますか？

果歩さん「一読した時、素晴らしい戯曲だって重々感じていたんですけれども、やればやるほど発見があって、それは本当に稽古はいくらやっても足りないというか。初日は第一ゴールで最終的なゴールは千穐楽だと思っているので、舞台に立ちながら、日々変わっていくんだろうなと思っています」

お客様へのメッセージ

果歩さん「本日から初日を迎えまして、7月9日まで東京芸術劇場シアターウエストで上演されています。

やっぱり舞台は実際にライブで観ていただくのが一番その世界に浸れます。家族の物語ですので、観終わった後に、家族に電話したくなったり、会いたくなったりするような作品だと思います。誰しも家族の中で産まれ育まれて、旅立っていくという経験をしていると思うので、老若男女みなさんに観て頂きたい作品に仕上がってます。カーテンコールでとちらないように、気を引き締めて頑張ります！よろしくお願いします」

tsp NextStage

「これだけはわかってる〜Things I know to be true～」

会場：東京芸術劇場シアターウエスト

日程：2023 年 6 月 30 日(金)〜7 月 9 日(日)
作：アンドリュー・ボヴェル
翻訳：広田敦郎

演出：荒井遼
出演：南果歩（フラン）栗原英雄（ボブ）山下リオ（ピップ）市川知宏（マーク）

入江甚儀（ベン）山口まゆ（ロージー）

これだけはわかってる | tsp（トータルステージプロデュース）公式サイト

tspnet.co.jp

<あらすじ>

物語はオーストラリアの地方都市アデレードの郊外。いわゆる地方都市。
そこにプライス家の日々がある。
母親のフラン（南果歩）は看護師、父親のボブ（栗原英雄）は元自動車工。

プライス家は六人家族。長女のピップは教育局で働くキャリアウーマン、長男のマーク（市川知宏）はIT系のエンジニアで次男のベン（入江甚儀）は金融関係で働いている。どこにでもある家族の会話と風景がそこにある。一家を切り盛りする母親を中心に皆が家族を想い、慈しみ合っている。とても明るい活気のある家族。しかし、それぞれがなかなか家族に言い出せない悩みや問題を抱えていた。

一番近いはずの家族、でも実はもっとも遠い存在と感じることがある「家族」。

再び巡ってくる季節、木々や花たちは１年前と同じように芽吹き、花は咲く。しかし、その春は１年前の春とは確実に違う春なのです。
この物語はそんな家族のとある１年間の物語です。（サイトより）

（日刊スポーツ）