スタッフよりレポートです!

乙女オバさん』 出版記念トーク&ライブ
GRAPES KITASANDOで行われました!!

果歩さん「みなさん、こんにちは 南 果歩です! (会場から歓声)
キャー!ちょっとなんかSnow Manになった気分です。ありがとうございます。
昨日2月4日に『乙女オバさん』というエッセイ本を小学館から出版いたしました。
本日は出版記念のイベントとして、トーク&ライブ!
私のお話とバンド演奏をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします」
プロデューサーオグリさん「このエッセイを書くきっかけは?」
果歩さん「いままで2冊エッセイを書いて出版させていただいていたんですけれども、
それは女性誌の連載をまとめたものだったんです。
今回はすべて書下ろしで、きっかけは一昨年、オグリさんプロデュースで人生初のグラビア『週刊現代』さんでやらせていただきました。
お声がかかったからには何かしら需要があるのかしらと思って、初めてのグラビア撮影だったんですけれども、
その写真を撮ってお仕事した時に小栗さんから、
一冊の本にしたいねとお話をいただきました。
最初はフォトエッセイという形だったんですが、私は書くことが好きなので、
書き出したら止まらなくなってしまったんです。
最終的に、書いた物を削って220ぺージくらいにまとめました。
写真を入れるにあたり、沖縄ロケに行き、古宇利島のワンスイート ザ・グランドホテルさんでロケをして、表紙はそこの廊下を走ってます。
先生に廊下走っちゃいけないと言われてましたけれども(笑)全力で走っています。
オグリ「水着姿を初披露ですね」
果歩「大人になったら初めてのことが減っていくじゃないですか、私にとっての初めてを色々やっていきたいなと思って、
自ら水着で撮りましょうかと提案をしました。
人生初水着とういうことになります。実は自ら通販でポチっとして買った水着です。
お値段は・・・サンキュッパです(笑)
それだけじゃなく、スタイリスト坂本久仁子さんが素晴らしいお衣装を用意してくれました。
きっと私が走ると思ったんでしょうね。表紙はロングスカートでアンダーがショートパンツなんです。撮影 野口貴司さん 今日のメイクもそうですけれども、カリスマ黒田啓蔵さんです。笑っても汗かいても、水にぬれてもOKなウォータープルーフメイクなので、信頼をおいてます。

最強メンバーで撮影させていただきました。」
オグリ「このタイトルの『乙女オバさん』はどうしてこのタイトルになったんですか?」
果歩「私自身、正真正銘のオバさんなのですけれども、オバさんという言葉、ネガティブなイメージがありませんか?歳を経て楽しんでいる人たちなのに、なんとなくネガティブなイメージがある。でもオバさんでも夢をみる気持ちはみんな持っていて、
それでそういう思いを一つの言葉にしたらどうかなと思って、乙女オバさんという造語をつくりました。私も自分の年齢に関係なく、
夢みる気持ちを持っていたいなと思っているので・・・あ!安心してください、
「乙女オジさん」とも使えます。「オバさん乙女」にもつかっていただきたい。
自己紹介の時は乙女オバさんの南 果歩ですって言いたいなと思ってタイトルにしたんですね。
「乙女」という言葉をみなさんすごく気にいってくださっているみたいで、

一昨日インスタライブをしましたら、「乙女」というワードにビビッときたみたいで、
乙女協会をつくってくださいという沢山のファンの方がいて、

ジェンダー問わず年齢問わず、夢みる気持ちを持つ人を増やしていきたいなと思っています。
あ!ご挨拶を忘れていました。配信ライブをご覧のみなさん、元気ですか?会場のみなさんもありがとうございます。
コロナ禍で沢山やれないことがある、
でもコロナ禍だからできることも見えてくる。今回の配信ライブもインスタライブもそうです。
お互いの夢を語ってひとつずつ実現させていきたいですね
手作りの乙女オバさん団扇をつくってきてくれて、本当にありがとうございます」
オグリ「乙女オバさんを今年の流行語大賞に、みなさんで!」
果歩「わー!でも流行語大賞はきっと「ビックボス」なので、「乙女オバさん」はノミネートだけでも。(笑)
やはり言葉は言霊ですよね。音だけじゃない、本当にその言葉が持っている意味が響いてくる。

だから私もすごく言葉には気をつけているというか、
人を不快にさせる言葉を発したくないし、和む言葉を使うようにしています」
オグリ「本の中に、果歩さんらしい果歩さん言葉が入ってます」
果歩「本当ですか? 作文みたいじゃないですか?」
オグリ「読んでいて、前向きになれる、前向きになれる言葉が沢山入っているので、是非みなさんチェックしてみてください」
果歩「ところでみなさん、この本読んでいただけましたか?」
会場「ハーイ」
果歩「是非是非、Kindleでも読めますし、書店で手に取っていただければ嬉しいです」
オグリ「撮影場所の、沖縄の古宇利島の話をお願いします」
果歩「とても素敵な場所でしたね。本島から古宇利島まで橋がかかったので車で直接行けるんですよ。
アクセスも良いんですけれども、素朴な風景が残っていて、自然の中に身を置くっていうのは空、海、空気、すべてに癒されるし・・・
去年9月まだコロナ禍で緊張感のある時期でしたけれど、最小クルーで沖縄訪ねて、水に入り、ジャンプしたり、

色んなことをして私にとっては久々のロケだったので、すごく楽しい思い出です」
オグリ「なのでこんな笑顔が撮れたのかなと思います」
果歩「これ野口さん、奇跡の一枚だよね(笑)うんって言ってる」
オグリ「スタッフもそうですけど、場所も環境も良かったのかと思います」
果歩「コロナの関係で場所移動が難しいじゃないですか。なのでこういう時こそ想像力だと思うんですよ。

もしこの状況が終わったらこうしようとか、
今日は出来なかったけど、明日、これをやってみようとか、明日一つ好きなものを選んで食べてみようとか、
ちょっとしたイマジネーションを働かせるだけで自分の日常が潤ってくると思うんです。
その想像力を働かせるために必要なものが、本だったり、演劇だったり、映画だったり、すると思うんですけれども、
このエッセイ『乙女オバさん』は言ってみたら、私の失敗に次ぐ失敗を綴ったものなんですけれども、
人生の中で失敗を恐れて何もしないよりは、失敗しても何かトライしたことの方が自分の栄養になる、糧になると思うんですよね。
これだと思ったら駆け出すタイプなので、失敗はつきものなんですけれども、
ああゆうことがあった、けれどあれは私にとって必要なことだったと後になって、わかってくることがある。
人生って、今すぐ答えが出なくとも、後になってわかる答え合わせが、自分の人生においてはとても面白いと思ってるんですよね。
そういう意味ではまあこれからも失敗を恐れずに生きたいですね。そう、今日はショートパンツです。私に取っては初めての衣装です。
会場のみなさんとも、配信のみなさんともお会いできるし、トライしてみました。
配信ライブはニューヨーク、ロス、サンフランシスコから見てくれてるみたいなんです!
遠いところからこうやって繋がれるっていうのはコロナ禍が生んだ副産物ですね。これからもどんどん取り入れていきたいなと思っています」
オグリ「色んなことに挑戦される果歩さんですけれども、AppleTVのお話もお願いします」
果歩「3月25日から配信がはじまります『PACHINKO』というドラマに出演しています。
これはコリアンアメリカのミンジン・リーさんの小説が原作です。
原作がとても素晴らしくて、私は一昨年にリモートでオーディションを受けていました。
オンライン上で後輩の俳優さんに相手役を頼んで、2〜3か月やっていました。
最終的にはそのリモートのオーディションのライブですね。
むこうはプロデューサー、ディレクター陣、製作陣が集まっている前で、ロスの現地時間に合わせて早朝に受けました。
私としては素晴らしい物語の一端を担う役を是非やりたかったので、これもコロナが生んだチャンスかなと思いました。
撮影は去年の1月から3月までバンクーバーでやってました。
そのお話も『乙女オバさん』の中には書いてあるんですけれども、すごくサバイバルを経験しました」
オグリ「唐揚げ事件のお話をお願いします(笑)」
果歩「カナダも入国から2週間隔離があって、キッチン付きのホテルだったので、私は自炊してましたが、自炊にも飽きてきて誰にも会えないし、
Zoomで喋ってもなんだかもう飽きちゃったという時、宅配で唐揚げ弁当をはじめてアプリで頼んだんですよ。そしたら配達のお兄さんが、
フロントの人がいないから、エレベーターで上がれないので下まで取りに来てくださいっていうんですよね。玄関くらいまではいいのかなと思って出たんですよね。
やったー唐揚げ弁当だと手にしてエレベーターに戻ったら、カードキーがエラーで開かないんです。
それで、カードキーがエラーなんだけど、とフロントの人に聞いたら、あなたどうして部屋から出たの?って聞かれて。信じられないって顔で
マシンガントークされたんです。だんだんだんだん英語も入ってこなくなって、
これはカナダ政府からお咎めを受けるんだ私、どうしよう隔離が開けたらすぐその翌日から『PACHINKO』の衣装合わせがあったり、
ミーティングがあったりする予定が、カナダのアパホテルみたいなところに、

連れていかれるのかしらと「ああ、私は終わったな」とお先真っ暗になったんです。
新しいカードキーを渋々渡されて、自分の部屋には戻れたんですが、
その後に泣きながら食べた、しょっぱい唐揚げ弁当の味は一生忘れないです。
翌日になっても何もお咎めなく、フロントの人の注意だけで、翌日から『PACHINKO』の撮影現場に行けたという話です。

あれ以来唐揚げ弁当は食べてません(笑)」
オグリ「こういうったお話も本に書かれていますので読んで頂ければと思います」
果歩「出版業界が苦戦している中、小学館の担当編集者、山元さん増田さんがお力添えを下さり、

こうやってエッセイ本を出させていただけて幸せです。今回書下ろしをさせていただいて、とても書くことに意欲が出てきました。
この本の中にも出ているんですけれども、

瀬戸内寂聴先生から、あなたは書く、書ける人間だからどんどん書きなさいと生前仰っていただいたんですね。
先生が私が帯を書いてあげるわよと仰ってくださっていたことが叶わなかったんですけれども、
こうして一冊完成できたことは自分にとって大きいですし、私の年代だけでなく、これから先、何かをはじめようと考えている20代の方。
結婚を考えている30代の方、そして一人で生きてく40代の方、いろんな年代の方々に、

何か交わる部分がこの本の中には入ってるんじゃないかと思います。
是非本屋さんで、手に取っていただくか、読み終わったお友達の本を借りて、

読んでいただいて、この本が独り歩きしてくれることを願ってます」

 

 

 

 



SET LIST

”ラズベリードリーム”
”フライミートゥザムーン”
”Can't Help Falling In Love”
”夜空ノムコウ”

 

果歩「Nicochannsのメンバー紹介します!

ギターは最年少なのにまるで生徒会長、リーダーのひろみっちゃん、

ベースはアッシュグレーヘアおしゃれ番長Cyndi、
キーボードはスマイルマークのけいちゃん、

ドラムはオジサンじゃないお兄さん、Any鎌田!
ボーカルは乙女オバさん、いえ違います。南 果歩です、いえ違います。バンドの時はNicochanです!」

 

 

果歩「私の好きな言葉は情熱、同じ時間を共有できるこの時を共にしているのが一番豊かなことだと思います。
ヴィヴィアン佐藤さんがオリジナルヘッドドレスをこの曲に合わせて作ってくれました。
2月4日に発売された『乙女オバさん』エッセイと同名タイトルの曲です。
これからレコーディングで、3月に配信予定です。
最後にアンコールで聞いてください。『乙女オバさん』」

 

 

 

『乙女オバさん』小学館
2月4日発売

 

 

 

 

取材をしていただきました。ありがとうございます。

◆南果歩 2度の離婚や乳がん手術経て深い喪失から回復する方法綴ったフォトエッセー「乙女オバさん」発売 (中日スポーツ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9c491b620be2aedc862505890c4964d05876bda

 

◆南果歩が自伝エッセー発売 「人生のいろんな失敗が収められている」 初の水着姿も掲載(サンケイスポーツ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/53a830953e49604254653f97f5787d5e36234d81

◆独立後初公の場で南果歩、人生回顧「50代は面白い」 区切りつけた濃厚な5年(オリコン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4199649457588f6c4ff930017f08e30eb3fad6c4

 

◆南果歩、自身のライブ会場に元夫・辻仁成のポスターあり驚き「え、なんで?」(オリコン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b725a0d4c0a95c6a09146310cfbb41d6840a944

 

 

 

是非お手に取っていただき、乙女協会にはいってくださいニコニコ

 

by あゆん

 

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