カッサーラの街にようこそ!(^^)
今日の横浜は曇り空です
今回は”免疫力が低いと肺炎は重篤化します”について述べます。
ニュースをみると
新型コロナウィルス感染→肺炎→重篤化→死亡のような展開に思いがちです。
改めて述べますが
新型コロナウィルスに感染しても
①無症状の人
②軽症で済む人
③重篤化してしまう人
のパターンがあるのです。
これらの分かれ道は”自らが持つ免疫力”に他なりません。
免疫力が高いか低いかが重要なのです。
ですから
私たちは見えない敵(新型コロナウィルス)と戦うには免疫力を上げるしかないのです。
新ワクチンや新治療薬が開発されればと多くの人は期待していると思います。
しかし
新ワクチンや新治療薬が開発されても免疫力が低い人は旅立ってしまうのです。
<季節型インフルエンザの場合>
タミフルやリレンザなどワクチンや処方薬は既に開発されていますが
日本は毎年約1000万人が季節型インフルエンザに罹り約1万人が命を落としているのです。
<消えてしまった胸腺解体新書HP>
4年前に見つけた胸腺解体新書HP、何故か現在は存在しません。
胸腺と免疫力について詳しく書かれていましたので改めてコピーを再掲します。
*長文です。
↓
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【胸腺解体新書】より抜粋
(一部転載開始)
胸腺個体の発生過程をみると、胸腺はエラから発生した器官です。
人にはエラはありませんが、長い歴史の中での人の進化の過程をみると、
通俗的にいえば魚の子孫になります。
胸腺の免疫学的機能がわかったのは、生まれてまもない動物の胸腺を
摘出したときに免疫不全が起こったことによります。
ロンドンのチェスタベティ研究所にいたMillerがマウスを使った胸腺の実験を1961年に行いました。
彼は胸腺の免疫学的能力に着目し、新生児マウスやアダルトマウスの胸腺摘出を行いました。
その結果、胸腺摘出を新生児マウスで行うと、アダルトマウスで行った場合に比べて、
2~4ヶ月後の死亡率がはるかに高いということがわかりました。
このことから誕生直後の胸腺が生命の維持に重要な何かをしているのではないか
という事がわかりました。
胸腺がなくなるとどうなる?
マウスの実験にて、胸腺がうまれつきないヌードマウスがいます。
このヌードマウスには胸腺がないため、当然のことながらT細胞が生成されません。
そのため、このマウスにガン細胞を移植しても、このガン細胞が非自己の物質であると
判断されずに拒絶反応が起こらず、そのままガン細胞の増殖を許してしまいます。
そのため生理機能が低下し、マウスは死んでしまいます。
ヒトの場合、胸腺のもっとも活躍する時期は10代後半といわれていますが、
萎縮し老化した胸腺でもT細胞は生成され続けています。
その数は最盛期に比べ大幅に減ってしまいます。
また抗癌剤はT細胞をほぼ全滅させてしまいます。
抗癌剤の威力はガンの腫瘍細胞だけでなく、正常に分裂、増殖しているT細胞の機能を
低下させてしまい、終いにはほぼ全滅にまで至ってしまうのです。
一度全滅してしまった場合、以前の機能まで戻るというのは難しいことのようです。
そして、日常のストレスでもT細胞の生成に影響を受けます。
程度は軽いですが、ストレスを受けるとT細胞の生成が低下します。
胸腺は生命維持装置!?
免疫機能というのは、生命維持にとって非常に重要な役割をしています。
そのため、一生胸腺機能が損なわれることなく免疫機能が維持されることが望ましいと思われます。
高齢者に多い死因のひとつとして、肺炎があげられます。
10代や20代の若い世代が肺炎にかかったとしても、正しい処置をすればかなりの確率で治ります。
しかし、それが80代や90代の世代の方となると命を落としてしまうという可能性が高くなります。
その原因のひとつとして、胸腺機能の低下があげられます。
T細胞と胸腺
T細胞という名前を聞いたことがありますでしょうか?
T細胞は病原菌や細菌から私たちを守ってくれる細胞です。
体内に侵入してくる菌に対し自己なのか非自己なのかを判断し
非自己の物質にだけ攻撃をし排除してくれる優れた細胞です。
そのため、日々多くの細菌が体内に侵入していますが、
感染症になることもなく健康な体を保てています。
仮にT細胞が一切生成できない体になってしまったとしたら、
非常に微力な細菌ですら命を脅かす病原菌になってしまうのです。
そのT細胞を生成するのが胸腺です。
免疫力と胸腺の関係
皮膚にある角質や粘膜は、皮膚を通して細菌や有害な化学物質が体内に侵入しようとした時に、それを阻止する働きをします。
また食べ物や呼吸によって体内に侵入した細菌や有害な化学物質は、
マクロファージ、T細胞などの白血球によって、廃除され、再度侵入された時の為に抗体が作られます。
白血球には、侵入した細菌を処理する好日球、侵入した細菌などの情報をTリンパ球に伝えるマクロファージ、細菌やがん細胞を破壊するNK細胞、侵入してきた細菌に対する抗体をつくるBリンパ球、そして、Tリンパ球があります。
Tリンパ球は、最も優れた白血球で、細菌の侵入を伝達し、Bリンパ球の働きを活性化して抗体を作らせ、がん細胞や感染細胞などの変異した細胞をキラーT細胞に破壊させるなど、免疫力を働かせる指揮官のような働きをしています。
このTリンパ球は、骨髄の中の胸腺で育てられます。
胸腺は、T細胞の学校のようなもので、免疫力を作り出す場所です。
完成したTリンパ球は、ウィルス感染した細胞やがん細胞を殺すキラーT細胞、免疫反応を抑制し、終わらせるサプレッサーT細胞、キラーT細胞やサプレッサー細胞を調整する制御性T細胞、外部から侵入してきた細菌についての情報を伝達するヘルパーT細胞に分化し、免疫の力となって働きます。
がん細胞は、誰にでも毎日でき続けているものなのですが、T細胞が活発に働き、免疫力が高い状態であれば、キラーT細胞が破壊し続ける為、ガンは発症しません。
免疫力を高い状態に保つことは、老化を抑え健康な状態を保つ為に大事なことです。
自分でできることの中に、胸腺のマッサージがあります。
胸腺の周辺をマッサージすることで、体液の循環を促し、
T細胞の分泌を増やすことができるからです。
また胸腺はストレスに非常に弱いので過剰なストレスがかかると縮んでしまいます。
ストレスがたまると免疫力が下がるのは、このことも関係しているのです。
従って胸腺を活性化させておくためにはストレスを溜めこまないことが非常に大事です。
(一部転載終了)
出典元:胸腺解体新書
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【ご参考①】
胸腺の位置
胸腺にまるちゃん(テラヘルツプレート)
*お見苦しい画像ですみませんm(--;)m
<ご参考②:おとなの肺炎球菌感染症.jpより>
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https://otona-haienkyukin.jp/about/
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