神楽坂地蔵屋の素焼煎餅 | 神楽坂地蔵屋のじぞちゃんブログ

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東京都新宿区神楽坂にある手焼せんべい屋、神楽坂地蔵屋のマスコットキャラクター、じぞちゃんの、楽しくて愉快なブログです。

こんばんは。

 

久しぶりのUPです。

新しいお店では、本店にない

「三角カートン」の可愛いギフトがあります。

コンセプトがあるのですが

その前に、その三角カートンの箱に入っている煎餅は

「素焼」と呼ばれる、ただ焼いただけの素朴な煎餅がかなり多くて

(味がしっかりついているのもありますよ!)

↓しっかりとした濃い味付き「わざわざ割って作った堅焼煎餅」

 

神楽坂地蔵屋の手焼煎餅の場合は

紀州備長炭でじっくり焼きますので

紀州備長炭の良い炭の香りが

ほんのりつくわけなんですが・・・

 

ただ

 

素焼煎餅になじみがないと

 

「味がない」とか「味が薄い」とかなるわけですね。

 

スタンド袋だとこれです。(青のり)

 

 

お店でその部分をしっかりご説明出来ていればいいのですが

出来ていない時もあるようで

出来ていても、人の想像や、味覚はそれぞれなもので

千差万別のお客様になるべく寄り添いたいと思うのですが

100人のお客様から100人ご支持頂けるわけでもないので

出来れば7割のお客様の合格点を頂けるには

どうしたら、いいかと悩みましたが

三角カートンはやはりギフト用ですし

買って贈った人と、貰った側はイコールではないから

特にとうがらしと、ごまと青のりは、味を付けることにしました。

 

やっぱり煎餅って、頭の中では

しょうゆなどの味がついてますからね。

それを考えながら口にすると・・・

ん?? 味が薄いぞとなると

それが素焼じゃんと思いつつも

サプライズ好きの私からすれば

ガッカリされるのはつらいので

よし!なら味付きと素焼きとバランスを考えよう!

と思った次第です。

 

味付きは、堅焼とやや堅焼と、青のりと、とうがらしと、ごまで

素焼は、同じく堅焼とやや堅焼と、うす焼きと、えびと、お目でころ

お目でころは、もしかしたら味を付ける可能性がありますが

実は、めちゃめちゃ思いがぎっちり詰まってまして

こんなんなんですね。

 

一番堅さはハードです。

サイコロとおめでとうをかけて、「お目でころ」

良い目が出ますようにと、切に願い作っています。

 

ただ

 

素焼はもう少し認知度が上がるまでは

ある程度お客様が、満足して頂けるものを

作り手としては考えるべきだと、痛感したまでで。。

 

大至急、青のりと、とうがらしと、胡麻に関しては

わざわざ割って作った味付けにして

お届けしますので、是非是非よろしくお願いします。

 

お待ち頂ければ嬉しいです。

 

 

ちなみに、「素焼煎餅」にこだわった理由は簡単です。

塩分制限をしている方アトピー・アレルギーの方や

ペット、赤ちゃんのように

しょうゆや塩の味がない、素朴な煎餅を必要としている

お客様がいっぱいおられて、そのお客様は安心して

食べられる美味しい素焼のお煎餅を探していて

その大切なお客様のご要望にお応えしたかった・・・

それだけです。

 

お客様あっての、神楽坂地蔵屋ですから。