昭和歌謡の名曲(迷曲?) at ”スナック”Mine | 神楽坂Mine

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先週の後半はMine(マイン)のPacck店長が、所用で秋田の実家に帰郷して不在だったので、マインはH君が一人で店の切り盛りをしました。通常営業の時のマインは、比較的軽めの洋楽を流しているのですが、早い時間にお客が居なかったので、H君が昭和歌謡をスマホから店内に流してしまいました。


このような展開になったのは、H君とダラダラと話をしていて、日本パンク界の伝説ともいうべき三上寛(みかみかん)先生と面識があり、H君が以前勤めていた店でライブをしていたという話からでした。「ではお客が居ない今、かけましょうか」という事になって、ついでに他の(まともな)昭和歌謡もかけだして、「スナックMine」となってしまいました。


添付写真は、約10年前のマインですが、当時はUME社長がマインに居ました。彼はレコードのコレクターで、そのコレクションの一部が店に置いてあり、シングルの中には昭和歌謡が多く入っていたので、それをかけて歌っている姿です。

右端はY(T)姐御で、マインには勿論のことマイクが無いので、手には”タバスコ・マイク”(タバスコの瓶を逆さに持つと小さいマイクになる?)。そのマイクを隣りの女性(当時女子大生)に向けて、一緒に歌っています。そして左端は、当時22~3歳のサヤカ嬢(現在はサヤカ夫人)ですが、左手はマイクを握っているつもり?(小指が立っています)

今回は歌は歌いませんでしたが、H君が”ネタ”でかけてくれたのが、梅宮辰夫の「シンボル・ロック」(上の画像)・・・”あの”梅宮辰夫が歌を歌っていた事を、初めて知りました。しかも、放送禁止の可能性がある歌詞です(以下)。

『 人間だれでも 一つくらいは
何か取り柄が あるもんだ
シンボル シンボル 男のシンボル
こいつを使って こいつで泣かせて
その上こいつが 金を生む

「まったくシンボルちゃん様々だぜ」

寝ぼけていないで 起きておくれと
今日も励ます 2DK
シンボル シンボル 男のシンボル
きびしいだろうが 好みを言ってちゃ
涙の誓いが 無駄になる

「負けるんじゃねえぜシンボルちゃん。
シャンとして シャンと」

国定忠治も 言ったもんだよ
強い味方が あったとは
シンボル シンボル 男のシンボル
こいつで世界を 征服しましょう
今后もがっちり 頼んます

「ナア、シンボルちゃん、頑張ってくれよ
頑張って頑張って、頑張っておくんなよ」 』

そして、クレージキャッツの「実年行進曲」(以下)。こちらも初めて聴きました。作詞の青島幸男はイメージ的にわかりますが、作曲が大瀧詠一なのは驚きました。

『 「気にしない 気にしない

ただ前進あるのみ 行くぞ!」

俺たちゃ実年 文句あるか

背は低いが プライド高い

機械には弱いが 女には強い

ガンガン行こうぜ

まだこれからさ

毎晩いって大丈夫 大丈夫

俺たちゃ実年 文句あるか

体は堅いが 頭も堅い

気が短いぶん 説教は長い

馬鹿にすんなよ

まだこれからさ

毎晩いっても大丈夫 大丈夫

俺たちゃ実年 文句あるか

サイフは薄いが 人情はあつい

ポピュラーはダメでも 演歌は得意

止めてくれるな

毎晩いっても大丈夫 大丈夫

「さあこの調子で

100まで行こう!」 』


独り言:トロンボーン奏者のH君は、なんでこんな曲たちを知っているのだろう?しかも、これらの曲(70~80年代)と、彼の年代は全く違うはずなのに・・・