驚異のレコード in 天皇賞秋 | 神楽坂Mine

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G1馬7頭が揃うという豪華メンバーの第144回天皇賞・秋を制したのは、7番人気のG1をまだ勝っていないトーセンジョーダン号(添付画像)でした。しかも従来のウオッカが持っていたコースレコードより1秒1も上回る1分56秒1という日本レコードでの快勝に驚愕しました。このレースの7着馬までレコードタイム(8着馬が同タイム)で、トーセンジョーダン号は、前走に比べて4秒3も早いタイムでした。


天皇賞の二走前(約1時間前)に、クラスは下ですが、同じ2000mのレースがあったのですが、その勝馬はタイム換算するとトーセンジョーダン号がゴールした時に約70m後ろにいたことになります。世界レコードは、99年9月26日にチリのクラブイピコ競馬場で行われた3歳GIナシオナルリカルドリオン賞でクリスタルハウス(牝馬)がマークした1分55秒4らしいです。もっともタイムというのは、競馬場自体、その時の馬場状態、レースの展開によって大きく変わってきます。


鞍上のニコラ・ピンナ騎手(23=イタリア)は、JRA・G1レースで初の栄冠を勝ちとりました。池江泰寿調教師はオルフェーヴル号で3冠を達成した先週の菊花賞に続き、2週連続のG1制覇となりました(史上4人目)。


トーセンジョーダン号の次の目標はジャパンC(11月27日)で、今年の凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイワールドCを制したヴィクトワールピサ、そして今回初めて府中競馬場で”連”(2着迄)を外したブエナビスタとの激突になるので今から楽しみです。


馬券の方は、ペルーサ、ブエナ、ローキン、アーネストリーの馬連、三連複Boxで買っていたので全くオヨビデナイという処でした。G1勝馬が7頭も出走していて3着以内に1頭も入らないとは思いもしませんでした。


PS:POG戦線も有力馬の出走が目白押しになってきて、5頭も勝馬が出ました。これからが本番で、来年の春のクラシック戦線を賑わす馬達が出てきます。独り言:ギャラント厩舎所属のお馬達もその仲間である事を祈っております。