離婚率・・・ | 神楽坂Mine

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婚活という言葉が流行っていますが、江戸時代の江戸は、侍中心の街だったので女性の比率が1/3程度だったらしいです。従って当時の江戸では婚活していたのは男側だったようです。そして江戸では女の絶対数が少ないから陰間(かげま;男の娼婦、娼夫?)が多くいたのか、文化(男色を現代より忌避してなかった)のせいなのか、陰間とその人達が契約している(?)陰間茶屋が多く存在したようです。

添付画像は、縁切寺(駆け込み寺)として有名な満徳寺ですが、当時の離婚は男側からしか公式には出来なかったので女性は縁切寺に駆け込むしかなかったのです。しかしながら実際には、女性が離縁を希望しているのにしないのは男の恥とされていたので泣く泣く三行半(注)を書かざる得なかったというケースも多いようです。まして江戸の場合は女性が少ないので、女側はかなり強気の態度を出せたようです。

注:三行半(みくだりはん)とは、夫が妻の家族に出した離別状のことであり、この離別状には離婚を決めたという宣言と、妻の再婚許可が3行半にまとめられいた。

現代日本に於いて離婚率(住人に対して何人が離婚しているかを表す数字)が一番高いのは沖縄です(大阪、北海道が続く)。そして低いのが新潟、島根、富山等、北陸を中心の日本海側の地域だそうです。しかしながら婚姻率(住人の何人が結婚しているかを表す数字)を見ると沖縄は第2位に入っています。

単純な数字としての離婚率は、結婚している人が多ければ離婚する数も多くなる、という理屈で必ずしも実情を反映してません。そこで相対離婚率(離婚率を婚姻率で割った数字:つまり結婚した中でどの位の割合で離婚しているか)なるものを作ると、なんと青森がNo.1(続くのは高知、北海道、宮崎、和歌山)。青森県では、結婚したカップルの約半分が離婚している・・・東北人は我慢強いのでは・・・かなり意外な結果に思えます。

尚、以下はある沖縄人が何故に沖縄で離婚が多いかを分析(?)した記事です。

『沖縄の離婚率は全国一である。次に北海道や大阪が続く。北海道の場合は不倫、大阪は妻が夫の浮気を絶対許さない。で、沖縄では 男がだらしないと言うのが一般的な説だ。

北海道や大阪のことはよく分からないが、沖縄に関しては、これはあまりにも単純な理由である。確かに南国の女性は働き者、男たちは怠け者というイメージがある。

大和では嫁いで行った以上どんなに苦しくても辛くても帰ってきてはならない。OO家の恥とか世間体みたいなものがあるのかもしれない。ところが沖縄ではそういう言葉に対して大和人ほど敏感ではない。娘や孫が帰ってきたらオジィーもオバァーも大歓迎だ。だから簡単に別れて帰って来るのである。』

PS:上記は数年前の数字ですので、数値・順位が変動しているかもしれません。