あのジャンプの超有名作北斗の拳をハリウッドで実写化した映画。原作としてはサザンクロス編までを描いている。自分も北斗の拳のファンで気になって見てみたがひどいB級映画を見せられたような感じだった。
まず、映像技術そのものに関してはやや完成度が高い。しかし、設定がめちゃくちゃでシンが拳銃を使ったり、バッドが死んだりと制作陣は原作を把握してないじゃないかと疑問に感じた。肝心のアクションシーンもしょぼく、北斗百裂拳に至っては猫パンチのようにしか見えず、もはやギャグの領域。悪役が死ぬときも顔芸で済ましている感じでハリウッドにも関わらず演技も下手。
北斗の拳のファンとしては北斗の拳を侮辱しているようにしか見えず、評価に値すらしないゴミ映画。最後にこれだけは言わせていただこう「この北斗の拳は、もう死んでいる」