インテリアショップBIGJOYが手掛けた
コーディネート事例をご紹介します。
今回のリビングダイニングは
トープグレー柄の床とドアという内装に
合わせてウォールナット材の家具を
コーディネートさせて頂きました。
本日取り上げるコンテンツは
「カーテンと家具の関係性」についてです。
昨年末から「BIGJOYが伝えたいこと」として
家具選びに置いて注意して頂きたいことを
いろいろ語ってきました。その中で
2019年12月10日に投稿したブログ
でも紹介させて頂きましたが
家具とカーテンが干渉しないようご注意ください
とお話させて頂きました。
今回は家具とカーテンが干渉せず
ちょうどいい感じに納まった事例をご紹介
したいと思います。
こちらの写真をご覧ください。
窓に取り付けられたロールスクリーンの裾
つまり、ロールスクリーンの丈下に
高さ80㎝の家具が調度よく納まっております。
この窓はロールスクリーンを上げていると
こんな窓です!(下の写真の左側の窓)
幅165㎝高さ50㎝の窓が2つ
取り付けられており
上の窓は高さ2m20㎝の位置に
下の窓は高さ1m50㎝の位置に
取り付けられているので
窓下は100㎝、1mとなります。
そんな窓下のスペースに
高さ80㎝の家具を提案させて
頂きました
通常、カーテンの丈は窓下15㎝~20㎝
ほど下げるものですが
今回は窓枠下から15㎝ほどの
長さのロールスクリーンだったので
高さ80㎝の家具がロールスクリーンと
干渉せず、調度よく納まりました。
8月1日に紹介させて頂いた
コーディネートでも窓下のスペースに
テレビボードを提案し
カーテンと家具がピッタリ!当たるか
当たらないかという納まり方でした。
この窓は取り付け高が2m15㎝で
窓の大きさが幅120㎝高さ150㎝なので
窓枠下が65㎝という現場で
テレビボードとして提案したドロワーベンチが
高さ44㎝なので窓枠下に20㎝長く
カーテンを製作したので
調度ピッタリな納まりとなりました。
このように腰高窓の下のスペースに
家具を設置する場合は
カーテンの丈下から床までの高さを
家具の購入前にチェックして
そのスペースに収まる家具を購入して頂く
必要があります。
今回提案した家具も
上の写真のような台輪型のタイプと
下の写真のような脚型タイプがあり
足型タイプだと高さが88㎝となり、
台輪タイプだと高さ80㎝となります。
高さ88㎝の脚タイプを選ぶと・・・
上の写真のように家具とカーテンが
干渉してしまうのです。ご注意ください。
カーテンの裾と家具が干渉しなければ
カーテンがくしゃっとならないので
きれいに見えますよ!
最後になりますが、
先ほどは「カーテンの丈下から床までの
高さを事前に測って、
家具を選んでください」と申し上げましたが
家具屋の立場から言わせて頂くと
「置きたい家具の高さに合わせて
カーテンの丈の長さを決める!」
という家具側から考えること有りだと思います。
こんな考え方こそ
家具から始まる家づくり
なのです。
カーテンは家具よりも先に決めるものではなく
家具・インテリアのイメージを決めて
置く家具の大きさを確認してから
カーテンを作らないと
ベッドフレームとカーテンが干渉したり
お子さんの学習デスクとカーテンが
干渉したり・・・
収納家具や電子ピアノとカーテンが
干渉する場合もあります!
きっと家具から始まる家づくり・・・
参考にしてください。