インテリアショップBIGJOYが手掛けたコーディネート事例をご紹介します！
今回はパイン無垢材にアンチックパイン色で塗装した床材に
オーク無垢材の家具を中心にナチュラルコーディネートした提案をご紹介します。
今回はただのナチュラルコーディネートではございません。
コーディネートのテーマがございます。
それは、「子育て中のリビングダイニング」というのがテーマで、
小学生低学年未満のお子様がいらっしゃる想定で提案させて頂きました！
5・6歳の子を育てて見える方であれば
分かってもらえると思います。
「子供のおもちゃや絵本などがこれほど多くなるとは・・・」
「もう余分なものは買いたくない・・・」
と考えたことはないでしょうか？
子供のものはおもちゃや絵本だけではなく、勉強道具、習い事のカバン
幼稚園や小学校で使用するもの、着替え、3歳未満の子であればおむつやおしりふきなど
毎年のように物が増えていき、リビングダイニングに十分にもの置くスペースが
確保できない方は少なくないのではないでしょうか？
今回のコーディネートはそういった子供の物を収納するためのシェルフを
お部屋の中に提案し、置き方次第ではこんな使い方もできるというアイディアをご紹介します！
今回のメインはソファの横のスペースです！
いままでにソファの後ろのスペースなどを効果的に活用する提案はさせて頂きました。
今回はソファの横の空間をこんな風に使用する事もありではないでしょうか？
ソファに対して90度、空間を間仕切るように置くシェルフです。
ソファをあえて片肘タイプとし、肘のない部分にオープンラックのシェルフを提案したのが
今回のメインとなります。
通常、家具は壁に対して背を向けて置くものです。
今回の提案は家具の横面を壁に向け、空間を間仕切るかたちで配置するという提案です。
ここで重要なポイントがシェルフの高さとなります。
通常のシェルフのほとんどが高さ80cm以上あるものが多く、
ソファの背面よりも高くなってしまうことがございます。
今回提案した2種類のシェルフは高さを70cmとしているのが最大の特徴です。
70cmという高さにどんな意味があるかというと・・・。
それはダイニングテーブルやデスクの高さ、ソファの背の高さに近い高さであることを
考えた高さとしております。
70cmのシェルフはオープン部分が正方形にはならず、長方形となってしまいますので
家具はデザイン的要素が強くなればなるほど高さが高くなってしまうものです。
しかしながら今回提案したシェルフは内寸から考えたシェルフであり
使い勝手にこだわりながら外形寸法を考えたアイテムとなります。
見た目にどうでしょう？ソファとの高さがそろうため、なんだか一体感が生まれませんか？
今回提案したソファの背面の高さは72cm
シェルフが70cmなのでほとんど差が無いように思います。
見た目がうつくしいだけでなく使い勝手もよく考えたもので
70cmという高さはワークデスクとしても提案する高さとなります。
すなわち写真のようにスツールを置いて頂くと、ノートパソコンやタブレットを
操作し調べ物をしながら、テレビを見ている旦那さんやお子さんとコミュニケーションを図る
事が出来ると思います。
家族の距離感が近くに感じることが出来ると思います。
ブログ内でよく紹介すると思いますが、こんな状況を想定しております。
2か月後の子供の休みに合わせて家族旅行を計画しております。
どこへ行くか？どんなホテルに宿泊するかなどインターネットで調べている奥様と
テレビでスポーツ観戦をしている子供と旦那様
いいホテルが見つかると、PCやタブレット、スマートフォンを見せて
「どう？このホテル？いい感じじゃない？」なんて声をかけることが出来ます。
離れた場所でPCを操作していると、「これ見て？」と呼んでも
反応が悪かったり、テレビばっかり見ていて話を聞かなかったりと
いらいらする事も多いのではないでしょうか？
そんな日常を想像し、使い勝手のいい家具の配置を追求してみませんか？
リビングダイニングの奥行きが広い方などは特にお勧めです。
また、ソファ横にあるシェルフをダイニングテーブルにくっつける提案もしております。
今回ダイニングテーブルは奥行き80cmと少しスリムなタイプに
86cmのシェルフをくっつけます。
高さ70cmのダイニングテーブルと高さ70cmのシェルフの高さはぴったりで
幅も80cmと86cm、片側3cmほど出っ張るだけで許容範囲であると思います。
これから寒くなるシーズンとなるので鍋でテーブルを囲むことが多くなると思います。
鍋の食材置場としたり、たこ焼きパーティーする際の具材置き場としたり、
子供がダイニングテーブルで勉強し、勉強途中で食事をする際に
勉強道具を横によけたりと実際の生活であり得る話だと思います。
そんなことにも使用できるシェルフとしての提案はいかがでしょうか？
奥行き40cmのシェルフなので150cmのダイニングテーブルと合わせると
幅190cmのダイニングテーブルとなります。
冒頭にも申し上げましたが、今回のテーマは子育て中の子供の物を置く提案となっております。
子供が小学校高学年、中学校となった際にはそれぞれのシェルフは
子供部屋に持って行ってもらい、リビングダイニングをすっきりさせる計画が
考えられております。
これはすなわち、小さな子供を子育て中の間はリビングダイニング空間を子供の物を中心に
置く家具のレイアウト、子供が大きくなれば大人中心の物をおく家具のレイアウトを提案しております。
その時その時便利だと思う道具の配置を考え、子育てしやすい環境を家具から考えて
見てはいかがでしょうか？
私たちが日ごろから申し上げている「家具から始める家づくり」
家族の成長に合わせて家具の置き方もフレキシブルに変えて行けるように
決まった目的で使用する造り付け家具的な提案ではなく
置き家具で使わなくなったら次の部屋で使うという将来を見据えた道具の配置を
あらかじめ計画する間取り設計が重要であると考えます。
今回はシェルフの使い方という点から間取りを考えるという
いままであまり発想しないだろう視点から考えてみました。
是非参考にして下さい！
提案しているシェルフは近日中にインテリアショップBIGJOY／JOYSTYLE interior
のオリジナルシェルフとして高さのオーダーが70cm～80cmの間で選ぶことが出来る
シェルフをオーク材とウォールナット材の2種類で製作する予定です！
商品が仕上がってきたら改めてご紹介させて頂きます。
試作品のみネット上に掲載しております。参考にして下さい。
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