茨城県つくば市の北欧家具hisaguです。

 

今回は先日HPに掲載した商品をご紹介します。

デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner ( ハンス・ウェグナー )がデザインしたハイバックチェア『GE-260A』です。

GE260はウェグナーが1950年にGETAMA社向けにデザインした椅子で、ハイバックモデルの他にロウバックモデルやソファもあります。

 


突き出るように伸びたアームや脚部のデザインがイージーチェア『GE240』や、

 

イージーチェア『GE270』とよく似ていますが、アームの形状や背もたれのデザイン、そしてクッションの仕様でだいぶ印象が異なります。

 

今回HPに掲載したイージーチェア『GE260A』はアームの幅と厚みが先端に向かうほど細くなっている流線型で、同じ流線型の『GE-270』ほどシャープな形状ではなく素直に伸びている印象です。

またクッションが『GE-240』や『GE-270』と異なり張りぐるみになっているのも大きなポイント。

置きクッションと張りぐるみではだいぶ印象が違いますね。

 

ハイバックで張りぐるみとくればボリュームがある印象ですが、横から見るとクッションに厚みがないのでとてもすっきりして見えます。

また、頭をもたれ掛けさせる箇所やお尻があたる座面のクッションには厚みをもたせるなどメリハリがつけられており、必要な箇所のクッションを厚くできるという張りぐるみの利点が存分に生かされています。

クッションが薄いと座り心地が気になるところですが、背中もたれのクッションの中にはフラットスプリングが張ってあるのでしっかりとした座り心地です。

また、頭が当たる箇所はウレタンが厚く盛られているので視線を下げても頭が浮くことがありません。

 

座クッションには厚めのウレタンの下に弾性の強いラバーベルトが張ってあるので、固すぎず柔らか過ぎずな快適な座り心地です。

 

すっと伸びた肘掛はとても美しく、イージーチェア『GE-290』と比べて肘掛の幅が狭いので、読書をする時に肘が立てやすいです。

視線の下げやすさも合わせて読書がはかどりそうですね。

 

肘掛と本体の接合部には真鍮の金具が使われており、デザイン上のとても良いアクセントになっています。

 

木部フレームのアフロモシアチークと濃いブランウンの張り地の組み合わせはとても落ち着きがあります。

秋の夜長の読書用の一脚としていかがでしょうか。

是非店頭にて座り心地を確かめていただければと思います。

 

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