●写研フォントで勢力図は変わるか? | サンロフトの本とテレビの部屋

●写研フォントで勢力図は変わるか?

●写研フォントで勢力図は変わるか?
コメントいただきました。お陰で昨日のうちにニュースを知ることが出来ました。これで、写研の書体が消滅することはなくなりましたね。


これが1990年代ならば、せっかくモリサワらが築いたPC用フォント市場を、写研がかっさらう結果になっただろう。2000年代でも、まだ写研に愛着を持つ人は多かった。しかし、2010年代に入ると、今さら参入してもシェアを逆転出来ないのでは? と思えた。

現在からさらに先の2024年から登場となると、微妙な気もする。MORISAWA PASSPORTで写研フォントも自由に使えるならいいが、別途の出費となると、敢えて写研フォントを使う人がどのくらいいるのか?


先日話題になったボカッシイが出てくると思うと面白いし、昨今の1980年代ブームでゴカールが一周回って新しいと見られるかもしれない。が、石井明朝体、ゴナ、ナールといった本流の書体が求められているかは、分からない。

現代のユニバーサルフォントの設計思想とも違うし、教科書向けの学参フォントも無い。かといって、現代風に改変してほしくもない。そう思う時点で、過去のものなのかもしれない。


足りない文字をモリサワで作るのだろうが、文字数も書体数も多いから膨大な作業。この間にコンペなどやっている余裕は無い。入選作の商品化に割ける人員はいないだろう。となると、コンペの結果発表が100周年の2024年。募集開始は2023年春ないし夏。考えるのはやめた方が良さそうだ。


関連ページ モリサワ『モリサワ OpenTypeフォントの共同開発で株式会社写研と合意』

関連ページ 『●写研よ永遠に』