●一度は良い方向へ進んだAppleだったが…… | サンロフトの本とテレビの部屋

●一度は良い方向へ進んだAppleだったが……

●一度は良い方向へ進んだAppleだったが……
最近新しいPC、とりわけノートPCを買いにくくなった。ショップの延長保証の条件は悪くなったし、かといって自力でのパーツ交換も難しい。

その中で、最も厄介なのがMacBookだろう。↓記事のような話を聞くにつけ、得とは思えないAppleCare加入が合理的だと思えてくる。ただ、ローエンドモデルではあまりに損。

私が最初にMacintosh IIciを買った1992年は、ショップでのメモリ増設や、純正より安価で大容量なHDDを内蔵させるのが当たり前だった。160Mより安く240Mになった。その後、何度か買い替えているが、現在のようなパーツ交換一切不能という経験は無い。

今は2008年モデルのMacBookを使っているが、メンテナンス性の高さは、使ってきたMacintoshの中で最高だ。裏ぶたはワンタッチで5分の2ほどが開けられ、バッテリーとHDDが簡単に交換できる。取り外した裏ぶたの内側には、ネジの外し方とメモリ交換の手順が図解されている親切さだ。試してはいないが、光学ドライブの交換も容易そうである。

このMacBook。10年間で、3回壊れている。最初はファンの異音。ググってみると自力で安価に交換できそうだったが、ショップの延長保証を使ってタダで直った。次は、バッテリーの膨張。どうせ据え置きで使うので、前述の手順で取り除いた。最後は光学ドライブの故障。今どき使わないので放置してある。

光学ドライブはともかく、同様の故障が今度買うかもしれないMacBookで起こったなら、いったいどのくらいの出費を覚悟しなければならないのだろう?

マイクロソフトの主張じゃないけど、PCは4年間も使うもんじゃないのかもしれないな。AppleCareも3年間(メーカー保証+2年)だし。もう、使い捨ての覚悟だ。

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