●しばし、考え込む | サンロフトの本とテレビの部屋

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欧文は修正も簡単に終わり、ほぼ完成といって良い状態。しばらく使ってみて問題が無ければ、現バージョンで終わり。あまりにあっけない。

今回のコンペは多かれ少なかれ、そうだ。最初の試し印字で、予想外のメチャクチャな仕上がりに愕然、という失態は無い。30年間続けてきたオレ流の手法を捨て、先人の知恵を借りたスタンダードな方向へ転換したからだろう。

となると、なおさら、私がそんなスタンダードなものを作ってどうする? という思いにさいなまれる。スタンダードの否定ではない。似たようなスタンダードと競合した場合、私程度の実力では勝ち目が無いからである。

とはいえ、それは長年の思い込みだったと、近作の出来栄えを見て思い直しもする。良い出来とまでは言えないが、酷い出来ではない。

そんなわけで、先に下描きを終えていた、オレ流の欧文のトレースを始めるかな。