●ミサワホームG型が転落人生のきっかけか?
●ミサワホームG型が転落人生のきっかけか?
1979年4月22日、西新井駅前の住宅展示場でミサワホームOII型を観たのが、すべての始まりだった。巨大で洗練された企画住宅。その日もらって帰ったカタログを何度も見返したものだ。
それが、家を建てるきっかけになったのは間違いないが、今思うと、決断を加速させた出来事は別にあった。
その頃、住宅雑誌『新しい住まいの設計』を買う機会が多く、恐らくそこにミサワホームG型の広告が載っていた。で、その隅の方に「資料請求券」があった。私は何の躊躇もなく、ハガキを出した。小学生ゆえの怖いもの知らず。通販や雑誌への投稿等も頻繁に行っていたので、自分ではごく自然な行動であった。
数日後。学校から帰ってみると、ミサワホームのカタログが何冊があった。昼、営業マンがG型のカタログを持ってきたのだが、母が「これは到底買えないから、もっと安いものを」と答えたおかげで、G型の他、S型、SII型、A型平屋&2階建てのカタログまで手に入ったというわけだ。
そこから、我々家族にとっても、営業マンにとっても、家づくりが具体的なものになっていった。ちょうど我が家が手狭になり(昨日の記事参照)、数ヶ所の雨漏りや、地震で壁が落ちる等の老朽化も進んでいたことから、近年中の引っ越しは既定路線でもあった。OII型は無理でも、S型ぐらいなら建てられそうだという話になっていった。
もしも、あの日、資料請求ハガキを出さなかったら、OII型のモデルハウスはひとときの夢で終わっていた可能性もある。そうであって欲しかった。
超高級住宅G型は、案外、客寄せパンダとして役立っていたのかもしれないな。