●最も細長い住宅 | サンロフトの本とテレビの部屋

●最も細長い住宅

●最も細長い住宅
今まで見た中で最も細長い、そして幅の狭い住宅。


幅が狭い住宅といっても、三角形の先端が50cmだとかで広い部分は一間半ぐらいあるのが通例。常識的に考えて一間幅が限界だと思っていた。


しかし、この物件は階段や浴室を見るかぎり一間足らず。一間マイナス30センチほどか。建物の幅自体は一間程度ありそうだが、左右の壁が外壁なのでそれぞれ10cm以上幅を食っている。


面白いのが、2つの階段。1階中央の浴室のせいで1階が分断されているのだ。家の前後が道路に面している立地ゆえに可能な方法である。それ以外に浴室を配置するとすれば、2階のどちらかの奥しかない。それ以外の配置も無いではないが、かえって非効率になってしまう。


一人暮らし以外では非常に住みにくそうなプランだが、自分で代替え案を考えていくと、案外これが一番まともだと思えてくる。まぁ、面白いけど住みたくはない住宅だな。


実をいうと、完成された住宅でなければ、もっと細い住宅を見たことがある。
建物の隙間に設置できる三尺幅の2階建プランで、模型だか実寸大展示だか忘れたが、建築雑誌か何かで見た覚えがある。


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