●NEC PC-8001mkIIのif
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当時は、640×200ドット8色が絶対的な基準だった。メーカーより、ユーザーの方がそれを強く意識していた。だから、スペック的にはPC-8801に近いにも関わらず、グラフィック機能のみでPC-8001mkIIをショボく感じた。「我々が望んだのはPC-8001mkIIではなく、PC-8801の値下げだ!」とさえ言われた(同時期にFM-7が登場したし)。
それが無理なら、拡張スロットを4→2に減らした一体型PC-8801を廉価モデルとして追加する手もあったろう。後のX1とX1Cの関係のように。それこそ、FDDインターフェースをオプションにするとか、モノクロディスプレイ端子(ライトペン端子を兼ねている)を廃止するとか、互換性を保ったままグレードを下げる方法はあった。
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