●七夕
●七夕
「年に一度しか会うことができない」。
小学生の頃は、悲しい話として受け取った。しかし、この歳になってみると、ずいぶん恵まれた話だと感じる。
古い友人も同じようなことを言っていたが、私もある時期を境に周りの環境が変わり、その前後で人生が分断されているように感じる。30年以上経っても、今の生活にはいまだに実感が沸かず、長い夢を見ているようである。これを書いている瞬間にも目が覚め、1979年のある朝に戻る気がしてならないのだ。
例えば、七夕の前の土曜日。毎年、この時期になると思い出すのが、小学校の七夕集会だ。今でもやっているなら、6日。いや週五日制だから5日か。願い事を書いた短冊を、クラス毎に用意された笹に結びつける。集会の内容自体、さほど面白いものではない。ただ、土曜日の1時間目が潰れるから楽しかった。朝礼や集会では、普段交流のない他のクラスの児童に会えた。
BSの電波も豪雨で遮断される今夜は、何者も会うことは叶うまい。
短冊や笹飾りを飾って楽しい七夕祭り七夕用竹 バンブーツリー H230cm (人工竹/七夕/造花/笹) |