●宇宙戦艦ヤマトファンの譲れないプライド | サンロフトの本とテレビの部屋

●宇宙戦艦ヤマトファンの譲れないプライド

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宇宙戦艦ヤマト2199が第2話まで放送された。第1話は昨年の先行放送で観たので、新たな発見は第2話からだ。
引っかかったのは、波動エンジン始動の件である。大電力を都市から供給するのは、エヴァンゲリオンの有名エピソードのパクリではないか。しかも、一発でエンジンがかからないという松本零士テイストがカットされ、緊迫感が失われた。
もっといえば、高速空母によるヤマト攻撃で主要乗組員が死んでしまうのも、ファーストガンダムの第1話を思わせる。
異星人の設計図だけでごく短期間で波動エンジンを開発してしまうとか、新兵の古代、島らがいきなり班長の理由とか、旧作の不合理を解消するのは新設定、新解釈が不可欠ではあるのだが……。
キムタクの実写版ヤマトで、コスモゼロのコックピット後方にアナライザーが入るというスターウォーズ丸パクリには閉口したが、それもヤマトファンのプライドである。他の作品にパクられるのは構わないが、パクるのは許せない。ヤマトがSFアニメの先駆者であり唯一無二の存在だという意識があるからだ。


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