●Mac Proは遠くなりにけり | サンロフトの本とテレビの部屋

●Mac Proは遠くなりにけり

●Surface発売
今朝のZIP!に登場。しかし、従来のWindowsと互換性が無いことには触れず。いったい、何%の人がWindows RTを知っているのだろう?
マイクロソフト製品でありWindows 8と見た目が同じなのに非互換とは、一般の人なら考えもしないはず。私がNetMDで失敗したように、思い込みの前では商品説明の注意ぐらい見落とすものだ。
他のメーカーがほとんど対応機を出していないせいもあるが、マイクロソフトの周知徹底不足は否めない。よく分からないで買った場合、返品は可能だろうか?
製品自体の出来は悪くないだけに、不幸な誤解は避けたいものだ。


●Mac Proは遠くなりにけり
初めてカラー化されたMacintosh IIがMac Proの原点だろう。コンパクトな一体型というMacintoshのイメージを覆した巨大な筐体。そして、初代機をも大幅に上回る価格。その筐体は最強のMacintosh IIfxに受け継がれた。


私はその下のクラスのMacintosh IIciから始まり、最後まで巨大筐体モデルを使うことは無かった。しかし、IIci同様、ハイエンドシリーズの2番手のシリーズのPowerMacintosh 7600/200に乗り換えた。PowerPC+MacOS 7.6時代に至っても、ローエンドモデルでは実用的と思えなかったからだ。


だが、その次はブラウン管iMac。やや上のグレードとはいえローエンドシリーズ。それでもPowerPC G3とMacOS 9は素晴らしかった。ハード、ソフト(OS)ともに、Macintoshは究極に近づいたと感じた。画面こそ15インチで最大1024×768ドット(私は800×600ドットで使用)だが、専門的な用途以外で不足は無い。
当時「ポリタンク」と呼ばれたタワー型ハイエンドシリーズは、近々売れなくなると予感した。的中というには時間がかかり過ぎたがが、Mac Proユーザーは確かに減った。


というのは前置きで、↓の記事に気になる記述をみかけた。
要約すると「パワフルだったのはOS X v10.6.8まで。v10.7、v10.8はWindows Vistaのように肥大化してバグも多い。1日8~10時間も使うユーザーにはひどく非効率になった」というもの。
MacOS Xについては、10.5(Leopard)以降大きな批判は無いと思っていたが、アップグレードには慎重にならざるを得ない。まあ、新型を買えば最新OSが入っているので選択の余地は無い。Windowsのように、ダウングレードサービスや仮想環境で旧バージョンを使うことは出来ないので、尚のこと良いOSであり続けて欲しいと願う。


関連ページ  CNET Japan『我慢の限界にいる「Mac Pro」ユーザー--アップルの秘密主義へのいら立ち』


APPLE Mac Pro (MA356J/A) Xeon 2.66GHz Dual-Core...
¥26,999
楽天