●好きこそ物の上手なれ | サンロフトの本とテレビの部屋

●好きこそ物の上手なれ

●好きこそ物の上手なれ
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がある。好きなことは熱心にやるし、上達も早い。しかし、そうした精神論以外にも意味があるようだ。
好きだという時点で、その分野に対してある程度審美眼が備わっていると思う。逆に、嫌い、興味が無いという場合、その分野に対して審美眼が無いのである。
良さが分からないものを学び、研究しても、結局何が面白いのか分からずじまいということは多い。だから、良いと思ってやってみても、見当外れに終わる。審美眼が無ければ、方向性すら見えないのだ。


子供に興味を持たせて能力を伸ばそうというのは最近のトレンドだが、能動的に取り組もうが、強制的にやらされようが、結果は違わない気がする。あくまで私個人の経験だが、強制だと自分の意思では決してやらないほど努力を強いられ、能力が伸びるってこともあるからねぇ(昨今の体罰問題とは関係ない話なので、うがった見方はしないように)。
むしろ、好き嫌いで決定的に違うのが審美眼。分野によっては単純に感性といってもいい。


数年前、岡田斗司夫氏が「好きというだけで才能がある」という趣旨の発言をしていたが、結果だけ見れば同じ意味かもしれないな。

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●『アイアンシェフ』打ち切り
『世界は言葉でできている』に続き、『アイアンシェフ』も短期間での打ち切りとなった。『知りたがり!』も含め、たて続けに3本という異常事態。


『世界は言葉でできている』の3ヶ月限定後番組『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』の後には『ピカルの定理』が入ると発表があった。元々『はねるのトびら』だった枠にコント番組とは皮肉である。じゃあ、ピカルの後に何を入れるのだろう? どうせ新番組なら、枠移動などやめて直接水8で始めた方が安全。
視聴者としては、枠移動って迷惑なんだよなぁ。それをきっかけに観なくなった番組って結構あるし。結局、はねトびを続けていた方が、低コストで数字も良かったんじゃないのかな?


『HEY! HEY! HEY!』の後番組には『ジェネレーション天国』。3世代に分けてジェネレーションギャップを楽しむバラエティだが、過去何度か特番で放送され面白かったのを覚えている。このパターン、日テレでは『秘密のケンミンSHOW』が成功しているが、ただいま絶不調のフジテレビだけに、大事な特番企画をも失うのではないかと心配だ。


2時間特番として突如復活した『IQサプリ』。アシスタントは1人で十分なのに、中野美奈子の他に加藤綾子が出ていた。レギュラー化して加藤綾子を新アシスタントに据える算段か?

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