●テレビへの無関心 | サンロフトの本とテレビの部屋

●テレビへの無関心

●テレビへの無関心
安住アナを初めて見たのは、笑っていいとも!のテレフォンショッキングだった。こちらではTBS系列局が無いので、こんなことがよく起こる。ニュース、報道番組に限れば、TBS、テレビ朝日、テレビ東京は全く放送が無い。


地デジ難視聴地域向けBSサイマル放送が、全国の地デジアンテナ未設置家庭向けに解禁されたが、5月末の発表と今月初めのアゴラの記事以外、まったく話題になっていない。地方(日本人口の2/3)には需要があるはずだが、もう誰も関心を持っていないのだ。


コピーワンス(ダビング10)問題、B-CAS問題への無関心もだ。たかが3年前までは頻繁に論議され、関連記事も多くのニュースサイトに載ったものである。
地デジPCでの録画簡易編集や、レコーダにおけるBD→HDDへの書き戻し機能も、最初に記事が出たあと、誰も話題にすることはない。


7月24日を境にテレビを観なくなる人が増えるのではなく、テレビを観なくなっていた人が案外多いことが、この日を境に知れ渡る。


●テレビ、映画雑感
『アウトレイジ』を観た。確かに、北野武映画の中で最も面白いかもしれない。かもしれないと言ったのは、私が全部観ていないから。観た中では一番だ。『ソナチネ』が静なら、『アウトレイジ』は動。内容はかなり共通しているが、表現は真逆だ。観るだけで疲労する。


『土曜プレミアム・IPPONグランプリ』を観た。毎度ながら、もの凄い。
芸の無い若手芸人たちにうんざりしてテレビを観ないという人は、もう観る必要は無い。良いか悪いかはともかく、笑いの要素は90年代頃と全く違っている。


AKB選抜総選挙。新興宗教まがいのビジネスに眉をひそめつつも、イベントの熱狂には共感した。日テレが、AKBの番組中に生中継を入れたのは普通だが、後枠の「ぐるナイ」の後に結果を流したのは驚きだった。わずかな時間とはいえ、ぐるナイが短縮されたと考えられるからだ。
そろそろAKBブームが収まってこないと、他のアイドルの活躍の場がうばわれ、AKBブームが去った後、焼け野原になってしまう。おニャン子の後のように……。


●DERO!は打ち切りか!?
日テレ、水曜夜7時枠。震災後、一度もレギュラー放送が無い。ゲーム「水の間」は津波を連想させるし、他のゲームも震災をイメージさせる。
今週、来週は「1位をとった名曲歌合戦」特番。再来週は未定(テレビ誌による)。
通常、春と秋が改変期の特番になるが、今年はアナログ停波の影響で7月も改変期並みの特番攻勢になると言われている。実のところ、今年の初め頃からイレギュラーな特番が多い。


夏から、秋にずれ込むか、いずれにせよ「DERO!」が新番組に入れ替わる可能性が高い。番宣CMから、少なくとも1本ぶんのストックはあるはずだが、それを何ヶ月も経ってから流すのも違和感がある。確か、AKBの誰かが出ていたが、忘れてしまったな。


関係はないが、こちらでは震災の日の午後3時から2時間枠ぐらいで、テレビ東京系のバラエティ特番が放送される予定だったが、未だに放送が無い。冒頭の2~3分だけ放送され、すぐに報道特番に切り替わったのだが……。


関連ページ  日本テレビ『密室謎解きバラエティ 脱出ゲーム DERO!(デロ)』


●雑感
友人に触発され(?)作業再開。
【パソコン狂時代】はそのための下準備だったのだが、準備だけで終わってしまった感があった。よって、【パソコン歴史浪漫】の連載ペースは今後かなり落ちる。次回から3回ぐらいに渡ってFM TOWNSを扱う予定。


関係ないが、ここ数日、風邪のため体調不良。こういうのが作業停滞の最大要因。