【CD評】ビゼー/オーケストラ作品集/バティス/BRILLIANT(3CD)
BRILLIANTの廉価版CD。3枚組なので2~4枚用ケースに入っている。BRILLIANTは4枚組以上だと紙ジャケ&紙ケースなのでコンパクトでいいが、2~3枚組では旧来の分厚いケースが使われることが多くかさばって困る。
このCDは2002年02月25日発売とかなり古い。今まで買わなかったのは、収録曲をだいたい持っていたからだ。ASV原盤なので、2曲の交響曲については同一のカセットを持っていることになる。しかし、ユーザーレビューの評判が良いので買ってみた。
バティスがロイヤル・フィルと組んだ「交響曲ハ長調(第1番)」と「交響曲《ローマ》」は、以前の印象どおり真っ当な演奏である。
しかし、メキシコ・フィルと組んだ残りの2枚は、まったく印象が異なっていた。
『カルメン』組曲、『真珠とり』前奏曲、序曲『祖国』、『アルルの女』組曲、『美しきペルトの娘』組曲、小組曲『子供の遊び』。
中でも、『カルメン』組曲と『アルルの女』組曲がものすごい。誰もが知る通俗名曲だけに、すごさが伝わりやすい。オーケストラのお国柄と言うのは安易かもしれないが、この熱さはおよそフランス音楽とは思えない。
音量やテンポではなく、演奏自体がどこか異質な感じがする。色々な演奏を聴いてきた通俗名曲では、そういう異質さが新鮮で好印象につながる傾向がある。ちなみに、音量は大きいどころか、全般的にかなり小さめだ。
Bizet ビゼー / オーケストラ作品集 バティス / ロイヤル・フィル、メキシコ・フィル(3CD) 輸... |