●ろくでもない一年 | サンロフトの本とテレビの部屋

●ろくでもない一年

●ろくでもない一年
私の2010年は、ろくでもない1年であった。まったくといっていいほど何の成果も残せず、その原因の半分は気力体力の低下にあった。昨夜も前触れなく持病が出た。年の前半はそれなりに活動したが、夏以降の惨憺たるもので、酷暑の8月には7~8回ダウンした。
暴飲暴食または過労が原因ならば、健康に気を配ることも可能だが、食生活も生活サイクルも改善の余地がないほど規則的である。来年はどうなるか、心配だ。


●芸能2010
AKB48の賞味期限は、あと1年は残っているだろう。低空飛行の4年ぐらいは前田敦子の一枚看板だったのが、去年から数名が知られるようになり、今年末までに20人以上は名前が表に出るようになった。
しかし、ビジネスは拡大するのは容易だが、縮小するのは難しい。あまつさえ、AKB48はブレイクまで資金難で苦しんできた。失速したら解散以外に選択肢は無さそうだ。
ビジネス縮小の先例であるモーニング娘。(及びハロープロジェクト)が参考になるだろう。
モーニング娘。9期オーディション、誰を合格させるのだろうか? どうも普通の感覚と違うようで、非常に不安だ。

もっと不安なのがアイドリング!!!だな。来年どうなるのか……。


水嶋ヒロ、100万部突破なのに、実売54万部。どのベストセラーでもそうだけど、書店買取方式じゃなかったら出版社は倒産決定だな。
私は小説は年にせいぜい2、3冊しか読まないので、特に内容へのコメントは無い。3冊も読めば良い方だが、1000冊のうちの3冊だからほとんど読まないに等しい。現に、今年、何の小説を読んだかまったく思い出せない。1冊か2冊は間違いなく読んだはずだが……。
件の賞の選評に苦しさがうかがえるが、クリエーターの世界では「コネも実力のうち」が常識だ。むしろ、大半の文学賞がフェアに選考されていることこそ、尊い。


●宇宙戦艦ヤマト実写版
実写化でもリメイクでも、ファンなら誰だって何らかのプランやアイデアを持っているだろう。私にも数多くのプランがある。実現性が無いぶん、好き勝手に考えられて良い。


ガミラス人の青い肌問題に、私なら青い照明で対応する。パート1の5話ぐらいまで、ガミラス人は肌色だった。シュルツ、ガンツら冥王星前線基地の兵士たちはみな肌色だ。ここまでなら、スパイ活動のため地球人に偽装したという裏設定が出来そうである。
しかし、デスラーも最初、肌色で登場するのだ。で、ある回の途中、歩いていく間に肌が青く変わる。昔とはいえ、メチャクチャな設定変更だった。しかし、これを照明の違いで肌色にも青にも見えると解釈した人がいた。
それをいただき、照明で青っぽくすればいい。観客だって、特殊メイクで青く塗ったガミラス人が見たいわけじゃあるまい。


今回の実写版で、艦橋等のセットのシーンと、CGによる宇宙の戦闘のスケールが調和していないという意見がいくつかあった。セットの箱庭感って、三丁目の夕日にもあったなぁ。実写のような出来栄えのCGと、俳優の演じるセット丸出しの空間に、ものすごいギャップがあった。CGのリアリティはどんどん向上するが、セットを実際の町並みのように見せる技術は昔から向上しない。かといって、室内をブルーバックで撮るわけにもいかないし。
旧作アニメ版だって、艦内の描写は断片的だった。艦橋内のシーンこそ、いろんなアングルから描かれていたが、波動エンジン、波動砲、コンピュータ室、通路等は決まったアングルしか出てこず、それぞれの場所の関係を示すような工夫もなかった。
古代が艦橋からカタパルトまで走っていく過程を描いて、ヤマトの巨大さを見せても良さそうなものだが、昔はそういうのをわざわざやらなかった(労力の無駄だから)。
でも、アニメ版は艦内もキャラクターも宇宙での戦闘も全部絵だから、実写版と同じでも違和感は無かった。実写なら、艦内もCGを多用してスケール感を出せば良かったと思う。


●アナログ放送
録画機器不足のため、久しぶりにビデオを稼動させた。
いつの間にか、アナログ放送終了メッセージが画面下・常時表示になったのだな。いまだに地デジが映らない地域の人は、怒り心頭に発するだろう。こんなの、見られたもんじゃないよ。「アナログ」ロゴ常時表示や額縁放送とは、不愉快さ
が桁違いだ。


●BS/CS悪天候対策
今日は、午後に一時期、雪でBS/CSが全滅。現在は復旧しているが、一晩無事では済まないだろう。

悪天候で受信不能になったら、自動的にネット視聴に切り替わるテレビ(レコーダ)ぐらい、技術的には簡単だ。デフォルト設定が放送電波受信なら、これでネットがパンクしやしない。テレビ(レコーダ)同士でP2Pをやったっていい。PCのマシンパワーを食われるわけじゃないので、ユーザーの反発も無いだろうに。