●ミサワホーム「GENIUS 彩日の家」、『月刊言語』休刊 | サンロフトの本とテレビの部屋

●ミサワホーム「GENIUS 彩日の家」、『月刊言語』休刊

●ミサワホーム 「GENIUS 彩日の家」
ミサワホームの主力ブランド「GENIUS」が、発売15年を迎えた。
木質系高級ブランドとして誕生し、最初(だと思う)の「GENIUS 蔵のある家」は、工業化住宅で初めてグッドデザイン賞グランプリを受賞した。
同社名物(今は数社がパクっている)の「KURA(蔵)」は、天井高が半階分の収納スペースである。KURAは容積率に換算されないというメリットがある(自治体によって基準は異なるが)。
このKURAは、1993年の「CENTURY 蔵のある家」で登場したが、「GENIUS 蔵のある家」で広く認知されたといえる。


その後、「GENIUS」を冠したモデルが多数登場し、何が「GENIUS」の特徴か分からなくなっていく。
それは、ライバル他社と同様である。それぞれ特徴を持ったモデル名より、ざっくりとしたブランド名が宣伝されている。ただ、主力ブランドにも関わらず、セキスイハイムの「シャーウッド」やダイワハウスの「ジーヴォ」に比べると、認知度は低いようだ。
ともあれ、モデル追加だけで15年も続いたブランドがリニューアルされるのは、期待が持てる。


新たに追加された、上からアクセスするKURAは、既に10年以上前の実例であった。部屋の真ん中に階段があり、巨大な床下収納へ降りていくというスタイルだ。部屋と同じ面積とはいえ、半階ぶんの天井高しかない空間に階段を付けるのは、少々違和感を持った。だから、今までメーカーが用意するプランとしては出てこなかったのだろう。


室内と屋外の中間的空間は、これまでの同社のモデルにもあったし、各メーカーも力を入れている流行だ。


関連ページ ミサワホーム『ニュースリリース』「――彩りのある毎日、豊かな時間を過ごせる住まい――「GENIUS 彩日の家」を発売」


●『月刊言語』休刊
大修館書店から出ていた『月刊言語』が、2009年12月号で休刊となった。
以前はよく読んでいたが、しばらくご無沙汰していて休刊に気づかなかった。
『月刊言語』のアジア版というべき『月刊しにか』が2004年3月号で休刊となって以降、『月刊言語』はいっそう貴重な雑誌であった。


●雑感
『花のあすか組!』と『ヤマトよ永遠に』について、コメントを頂いた。
何か返信しようと思いつつ、2、3日過ぎてしまった…。