鹿児島市鴨池で3歳から通える食育料理スクールを運営している吉澤ひろかです
1歳半の娘を子育てしながら日々、私自身も娘に育ててもらっています(笑)
さて今日は『こ食』について。
『こ食』とは
聞きなれない方もいると思うので少し紹介しますね。
現代の家庭に増えている「こ食」には6種類あります。
孤食…1人で孤独に食事をすること。
コミュニケーション不足や栄養の偏りを生む。
小食…食べる量が少ないこと。
必要最低限の栄養が摂れないなどのリスク。
個食…家族で一緒に食事をしているにも関わらず違うメニューを食べていること。
濃食…濃いものを好んで食べること。
固食…固定した好きなものばかり食べてしまうこと。
粉食…パンや麺など「粉」を使ったメニューばかりになってしまうこと。
特にこの中でも『孤食』は
他の5つの「こ食」を招いてしまうと言われいています。
心身ともに成長する子どもが一人でご飯を食べるということは、
孤独感や栄養の偏りから今後の成長にマイナスな影響を与えて負のループを生んでしまうわけですね。
この『孤食』、
本来は大人が家にいなくて子どもだけで食事をする状況を指すのですが、大人が家にいても時間を分けて食事をしたり席についていなかったり、
日常の中で知らず知らずのうちに意外と起こりうることではと思います。
その状況になる理由はどこにあるか
最大の理由は、共働き家族が増えて、時間と気持ちの余裕がないというところにあると思います。
私もそうですが忙しい朝は、
・朝の準備で落ち着いて朝ごはんを食べれていない
・娘が朝食を食べている間にちょっと洗濯を干す
・部屋の片付けをする
みたいな状況が起こっているわけですね。
そういう時は大抵、私が食卓に座っていても子どもが集中して食べているタイミングで
『次は何をしようか』と考えていたりするわけです。
ずっと一人ではないけど席を外して一人になる状況
よくよく考えると食事の最初から最後まで完全に一人で食事をしているわけではないけど、
そうやって大人が食事の途中で席を外したり、
テレビを見ていたり、スマートフォンを触る状況って多くの家庭で起こる可能性が高いのでは?と思います。
「これはどんな味がしたかな!?」
「今日はこんなことがあって楽しかったよね」
など大好きな人から食事中に声をかけてもらうことが自分だけに向き合ってもらえる時間となり、
子どもにとっては「楽しい」「嬉しい」「美味しい」などのプラスの感情で食事をすることに繋がります。
子どもが集中してご飯を食べられるのはある程度お腹が満たされるまでの5〜10分。
最後は大人がお手伝いしてあげたとしても20〜30分程度。
忙しい親にとっては時間がないからこそ、集中して食べているその時間に効率を求めてしまいたくなりますが、
子どもにとって大人が近くにいる「安心感」には変えられない
のかもしれません。
私もまずはその10分間に集中して子どもだけに向き合う時間にすることから始めたいと思います。
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