今回は高校再受験に成功した生徒さんの体験談をこちらのブログでも掲載します。
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私は約1年前の3月、大阪で志望校に落ち進学する高校がありませんでした。今後どうするかを家族で必死に考え、最終的に母の故郷で高校再受験をすることに決めました。母の故郷である鹿児島は自然豊かで勉強しやすいと思ったからです。母に予備校をネットで探してもらい見つけたのが私が一年間通った(3月いっぱいは通って勉強しますけど、)特進スクールでした。鹿児島は大阪と全く環境が違い、なかなかなじむことができませんでした。また、特進スクールに入学した時、たくさんのお姉さんお兄さん方ばかりだったこともあり、しばらくは慣れませんでした。しかし、先生方やお姉さんやお兄さんに優しく接していただいたおかげでしだいに慣れ、楽しく通うことが出来るようになりました。
しかし8月くらいまで私は受験生の自覚がなく、周りの方々にあきれられていました。それが先生に活を入れられ、真剣に受験と向き合えるようになりました。自分が何のために鹿児島に来たのかを考えなおす機会でもあったと思います。
受験が近づくにつれ、少しは緊張しました。しかし、先生方が土台を積むサポートをしてくださったお陰で自信を持つことが出来ました。私立入試前の1月、受験間際だというのに一気に気が抜け、休憩時間もふざけた時がありました。その時も先生に「今のままでいいのか。夢を諦めるつもりか。両親と離れて頑張ってきたんじゃないのか。」と言われ、その時合格は自分の喜びだけでなく周りで支えてくださった方々の喜びにもなるから、みんなの支えを無駄にしてはいけないんだと思いました。
その後勉強に追い込みをかけ、無事2月には鹿児島高校英数科を特待生(3年間学費免除)で、3月には鶴丸高校に合格することが出来ました。これらの合格は特進スクールの先生方や親戚の方々、そして私が掴みとった合格だと思います。確かに大阪や両親、友だちと離れるのはとてもつらかったけれど、そんな試練があったからこそ光が見えたのだと思います。
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環境を変えること、高校を再受験すること、どちらか一方だけでも大変ですが、彼女はやりきりました。
目標に真摯に向き合えるようになってからが本当のスタートだと私たちも改めて思いました。