電子書籍と短編 | 世界文学登攀行

世界文学登攀行

世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。


電子書籍を買った。
著作権の消滅した作品は、青空文庫でテキストデータに変換されていれば、アマゾンのkindleでも無料で読める。


これは短編とすごく相性がいいと思う。
ある短編作品が文庫本として世に出るためには、他の短編と抱き合わせにして「短編集」としなければいけない。
その時は、編集者というか、収録者によって、メジャーなもの、面白そうなもの、を取捨選別されたものが短編集として世にでるわけだが、当然、自分が読みたい短編が、そこに入っている保証はない。


数ページ、ないし、十数ページの短編と、電子書籍はすごく相性がいいなと思って、何冊かの短編をダウンロードした。
ダラダラと有名作家の短編めぐりをしているが、お手軽で、凝縮された短編が読めてすごく楽しい。