秋の花粉症は
秋の花粉は、キク科のブタクサ・ヨモギ、
アサ科のカナムグラなど飛散しています。
これらは野原や河原敷といった
身近な場所に生えていて、
背丈も約2ｍと低いため、
近づくだけで花粉を吸いこんで
しまう可能性があります。
秋の花粉は粒子が細かいため、
春の花粉では鼻粘膜でとどまっていた花粉も、
鼻を通り抜け気管支にまで
侵入してしまいます。
そのため、くしゃみ・鼻水だけでなく、
のどのイガイガ・チクチク・カサカサ、
咳などの症状もみられます。
さらに、夏の汗や紫外線でダメージを
受けた肌に花粉が触れることで、
顔の皮膚にかゆみや赤みを
発症しやすくなります。
漢方では
秋は五臓の『肺』と深いかかわりが
あると考えられています。
五臓の『肺』は、呼吸器系（皮膚を含む）
をコントロールしています。
『肺』は乾燥に弱く、空気の乾燥によって
『肺』の働きが低下すると、
呼吸器系にも不調が現れてきます。
そのため秋の花粉症は、
呼吸器系に現れやすく、
症状が長引いたり、ぜん息のような症状に
なることもあります。
秋の乾燥には
秋の身体は、夏にたくさん汗をかいたせいで、
とても乾燥しています。
『肺』を乾燥から守るためには、
十分な潤い補給が大切です。
『肺』を潤すおススメの食材は、
「白い食材」
梨・白きくらげ・レンコン・
百合根・はちみつ・白ごまなどを
毎日の食生活に取り入れましょう～
まとめ
秋は『肺（呼吸器系）』と
深いかかわりのある季節
そのため秋の花粉症は、
くしゃみ・鼻水だけでなく、
のどの痛み・咳、皮膚のかゆみや赤み
などの症状も出やすくなります。
また、『肺』は乾燥に弱いため、
空気の乾燥により症状が長引いたり、
ぜん息のような症状になることもあります。
花粉症には
さまざまな原因があり、
お一人おひとり違います。
秋の花粉症でお困りの方は、
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