今日は、二十四節気のひとつ『大雪』
いよいよ本格的な冬の到来ですね。
今回は、冬が旬の食材:ねぎ
薬膳としては
ねぎ〈辛味 / 温性〉
身体を温めて、冷えを取り除く
発汗を促し、熱を冷ます
痛みを鎮める
胃腸の働きを整え、消化を促す
このような効能から、
解熱・鎮痛・鎮静作用があり、
発熱や頭痛を改善し、
発汗を促す風邪の特効薬として、
古くから知られています。
ねぎ味噌
風邪のひきはじめで、
ゾクゾクした寒気のするときや
関節が痛むときなどに飲むと効果的です。
〈材料〉1人分
ねぎ 7cm程度
味噌 大さじ1
湯 200ml
〈作り方〉
ねぎの白い部分をみじん切りにして、
お湯を注ぎ、味噌で味をととのえ、
よく混ぜて温かいうちに飲んでください。
栄養学的には
アリシン
ねぎ特有の臭気は、アリシンによるもの。
ねぎの白い部分に多く含まれます。
寄生虫や細菌などを殺菌し、
ビタミンB₁の吸収を高めます。
ビタミンC
ねぎの緑色の葉に多く含まれ、
抗菌作用があります。
β-カロテン
ねぎの緑色の葉に多く含まれ、
抗酸化作用があり、
風邪の予防にもなります。
ねぎは、野菜として、香辛料として、
幅広く用いられています。
旬の12月~2月は、甘味があり
美味しい時期ですので、
ぜひ摂り入れてくださいね~