冬に弱りがちな五臓の『腎』
黒い食材(黒豆・黒ゴマ・黒きくらげ・
黒米・ひじき・海藻・のりなど)は、
五臓の『腎』を補うとされています。
今回は、その中のひとつ黒豆について。
「まめ(健康)に暮らせますように」という
願いから、おせち料理には欠かせませんね。
黒豆〈甘味/平性〉
五臓の『腎』の働きを助け、
体内に停滞した余分な水分を
排出を促します。
解毒作用や血行促進作用にも
優れています。
『脾胃』の働きも補いますが、
食べ過ぎると『脾胃』の負担になり
消化不良を起こしやすいので、
気をつけてください。
黒い色素成分は、抗酸化作用のある
アントシアニン!
アントシアニンは、『腎』の衰えによる
視力低下を改善するといわれています。
黒豆の煮物もおいしいですが、
私はよく黒酢漬けにしていただいています。
この頃は、黒豆の納豆や
黒豆のきな粉など
も出回っていますので、
寒い時期の食生活に摂り入れてくださいね♪