みなさん、こんばんは。なんだか台風が近づいているみたいですね。雨脚が強まるまえに、無事に帰宅されてくださいね。最近はご紹介等で、ご新規のお客様がたくさんいらっしゃって下さいます。ありがたいことですね。占いが初めてというお客様や、昔、嫌なことを言われて占いがトラウマだというお客様など、来店される理由は様々なのですが、お客様の励みになるような、一歩踏み出す自信に繋がるように…そんな思いでいつも鑑定させて頂いております。私自身も、どちらかといえばここまで順調な人生ではなかったので、お悩みを抱えているお客様のお気持ちは少なからずともわかるつもりです。自分に自信がもてない。先の見えない不安にかられる。いつになったらこの状態から抜け出すことができるのか？そもそも自分はなにも出来ないのではないか？占いを習うまえの私は、会社員をしながら、毎日そんなことばかりを考えておりました。そして何より自分のことが、あの当時は許せず大嫌いだった気がします。
でもよく考えたらですよ、よ〜く良く考えてみたらですよ、それってなんか自分がかわいそうですよね？『なんでもっと自分を大切にしなかったのか？』『人の目を気にせず自分を貫けば良かった』そこに気がついたのは30歳の頃でした。もうすでにその時点で、人生の三分の一を消化してしまっているわけです。あぁ〜なんてもったいない時間の使い方をしたのか…今でも時々そんな風に考える時があります。転職も結婚も、タイミングが大事です。よく運がいい人・悪い人なんて表現されますが、チャンスを最適なタイミングでつかめるか？ただその違いだと思います。
私が上京してまで占い師になると決めたのは、東京にレッスンに来て、予約していた帰りの高速バスが雪で足止めをくらったことでした。それがなんとなく『東京にとどまる』そんな風に自分の中でピンときたんですね。ただそれだけで、たかが高速バス一本走らなかっただけで私は上京を決めました。それが正解だったかわかりません。有名な易の先生に上京を占ってもらったら、『狩りして獲物なし。東京に来ても得る物はない』と言われました。『いゃ〜そう言われても会社に退職願出しちゃったし、先生ね、もう私には後がないんですよ！！』そんな私の言葉にその先生は『いゃ〜困ったね。もう決めちゃったの？』その結果は私の中で今も自分を奮い立たすそんな存在になっています。占い師になりたいなんて、だれからみても戯言に聞こえたでしょう。でも上京宣言をして、手ぶらで負けて帰るわけにはどうしてもいかなかったのです。
人生なんてのは、きっとほんのちょっとのきっかけでそして少しの勇気で変わります。回転寿しではありませんが、『まぁいっか、もう一周回ってきたら取ろう！』なんて考えていても、２周目にはチャンスが乗ったお皿は流れてこないかもしれません。そしてチャンスは、タッチパネルで注文できるものでもありません。こんな経験があるからこそ、お客様には、ちょっとの勇気とチャンスがあれば、それを逃さずにつかんで欲しいと考えております。自分を知れば、必要なチャンスとは何なのか？何がやってきたら、そこに乗れば良いのかは、きっとわかるはずです。チャンスが来てから考えていたら、チャンスが舞い込んで迷っていたら、それはお寿司のように流れていってしまいます。何か気になって仕方ないのなら、ずっと気に病んで諦めることが出来ないのなら…そこには運命の輪が、きっと回ってきているのかもしれませんよ☆＊夢猫ムニャ＊
引用元：運の善し悪しは、ほんの一瞬の差で決まります。