スタンダードなものは永遠に愛されます | 編み物サロン かぎ針編み認定講座 秋田 大曲

編み物サロン かぎ針編み認定講座 秋田 大曲

2019年6月でサロンは終了いたします。
長い間ありがとうございました。

★スタンダードなものは永遠に愛されます★

ニットデザイナー 小須田逸子です


このカーディガンを編んでくださったのは、赤坂さん。本日も、コワーキングスペース千駄木 東京 クリエーターズルームトレマーガ を撮影会場としてお使いくださいました。

この毛糸、アルパカ100%の毛糸です。私の友人がペルーの工場から直輸入しています。世界中で、この毛糸を手にとって見れるのはトレマーガだけ!! 合太程度のストレートヤーンで、編みやすいし、使いやすいです。あたたかく、アルパカ独特の手ざわりが楽しめて、色数も豊富。この品質で  50g が 460円  と信じられない安さです。

今、トレマーガがコワーキングスペースに変わってばたばたしていて、ネッショップは閉じている状態です。もう少しおちついたら、このアルパカ毛糸と、洗えるシルク糸と、タティングのシャトルや、ピコゲージメジャーなど、トレマーガならではのものはネットでも販売していきたいと思っています。体が1個しかないので、なかなかそこまで着手できませんが、気を長くして待っていてください (>_<) 待てないよ~~~、と言う方は電話してくださればお送りいたします。

このアルパカ100%の糸、本当にシンプル。まっすぐなので棒針でも編めるし、かぎ針でも編めます。赤坂さんが編んでくださったカーディガンも、すてきなアラン模様が生きています。長く愛されるものは、シンプルで使いやすくて編みやすいものです。スタンダードなものは永遠に愛されます。

私は、今でも変わり糸や、派手な色や、変わったデザインが大好きです。でも年齢とともに、スタンダードの良さがだんだんわかってきました。何事も伝統ってすごいと思います。このアルパカ100%の糸は、まさにそのスタンダード。編む人のデザインをさりげなく引き立たせる糸です。

私の友人は、ペルーからアルパカを輸入したいと、まず当時住んでいたアメリカで、アメリカ大使館に行きました。そして、ペルーからアルパカを輸入するにはどうすればいいか聞いて、ペルー大使館を紹介してもらいました。そしてペルー大使館へ行き、ペルーの工場を紹介してもらいました。

そして彼女はペルーまで行き、工場と交渉し、このアルパカ100%の糸が輸入できるように交渉したのです!! それがもう15年以上も前の話。彼女は、一度もぶれることなくこの糸だけを輸入しつづけました。私も行動的なほうですが、彼女にはかなわない!! 

その間、糸メーカーではいろいろなファンシーヤーンが企画されて、一時的に売れるのだけれど、すぐに廃れました。結局残るのは、ベーシッな糸です。早くネットショップも再開しなくちゃいけませんね。

今まで忙しくて、この糸でデザインする時間がありませんでした。今年はできれば、この糸で秋冬の作品をデザインしたいな(でも母親のお世話が待っているのでできるかどうか? 期待しないでまっていてください)

コワーキングスペース千駄木になってからも、このアルパカ100%の糸は、一年中店頭に置きます。ぜひさわって見て下さいね。


3月の手編み教室

手編みグループレッスン 
3月4日(水) 3月18日(水) 10:00~12:00

かぎ針あみ認定講座   
3月11日(水) 3月27日(金) 10:00~12:00
3月28日(土)          14:00~16:00

棒針初心者教室     
3月21日(土)  14:00~16:00

かぎ針初心者      
3月27日(金)  10:00~12:00  (認定講座と一緒です)

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コワーキングスペース千駄木 東京 クリエーターズルームトレマーガ


$国際クラフト協会®  ICAスタンプインストラクター®認定講座