恵美子とのソフト 19 | 官能小説をKindleで出版してます

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指で柔肉を広げられ、刺激を加えられてピンと立った艶やかなクリは、逃げ場がなかった。

 

剥き出しになっているクリの根本を掘り起こすように、ヘラの先でジワジワとほじくりだす。

 

「あっ、あっ、あっ、ひいいいいいっ!」

 

「感じやいますかぁ? 感じちゃったら言ってくださいね」

 

歯医者が患者に言う、「痛かったら言ってください」を真似て言ってみる。

 

「はああぁっ」

 

ジジジー

 

「ひあああああっ、いっ、いっ!」

 

恵美子は何と答えていいのかわからずに悲鳴をあげている。

 

ジッジッジッ! ジー!

 

腰が細かく震えている。

 

「はい、感じますかー」

 

僕は間延びした質問をするが、恵美子は切羽詰まって答えるどこではない。

 

「はい、答えて下さーい」

 

ジリジリジリ!

 

「ひぐっ、ひぐぅっ!」

 

「まだ、いっちゃだめダメですよ」

 

いじわるく耳かきをはずす。

 

荒く息をつきながら僕を睨む恵美子の耳元に口を近づけた。

 

「僕とするまで自分でしちゃダメ。約束できるかい?」

 

そんなこと無理なことくらい知っていう。

 

「……しないよ。しないからさ」

 

「しません、って言って」

 

「しません。だから」

 

「だから何」

 

僕は舌を伸ばしてクリをチロリチロリと舐めた。

 

「うぐうううっ」

 

「うん? 何」

 

恵美子は口を突き出して見たことのないエロい顔をした。

 

「言ってごらん」

 

僕は恵美子に顔を寄せていった。

 

「入れて欲しいの」

 

掠れた声の恵美子は、大人の女に見えた。