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KAGETORAです
本日は、アール・ヌーボーを代表する モラヴィアの巨匠、“アルフォンス・ミュシャ”の作品をお描き下さった、生徒様の作品をご紹介させて頂きます
手描きコースご在籍の Sさん が、ミュシャの、『プリムローズ&フェザー』の、『フェザー』を、約19cmの透かし皿にお描き下さいました
ミュシャ独特の女性像、美しすぎる横顔を、ALL手描きにて、見事に表現して下さいました
本当は、きめ細やかな肌の質感や、微妙な陰影まで描かれていて、とても美しいのですが、どの写真も、肌の質感や陰影まで写らず、残念です(>_<)
そしてこちらも、写真では分かりづらいのですが、宝石や装飾品、そして、背景のところどころに、<ジュエル絵の具>をふんだんに使われたので、
作品に透明感と立体感が増し、より美しいです
ところどころ散りばめられている、赤い宝石に使われたジュエル絵の具も美しいのですが、耳の大きな装飾品に使われたジュエル絵の具も、綺麗なピンクのグラデーションで表現して下さり、とっても美しいのです
背景の、茶色いモザイク部分は、全体に色を入れてからスクラッチをしたのではなく、ひとつひとつ丁寧に、手描きで色を入れて下さいました
そのため、一枚一枚、決して同じではない、石畳のような微妙な質感を表現することが出来ました
リムのすかし部分の金彩は、中央のミュシャが主役の為、透かしに沿って金彩を入れるにとどめ、あえてシンプルに仕上げてあります
リムには、もともと、リボンのレリーフがあった為、そちらもあえてシンプルに・・・
縁に、ぐるっと一周入れられた金彩も、パキッと決まっていて、気持ちいいです
「欲しいものが売っていないから描くんです」とおっしゃっていたSさん・・・、
確かに、こんなに素敵で、思い通りの装飾で描かれた、ミュシャのプレートは、売っていないです
そして実は・・・、
こちら↑の『フェザー』は、もともと、『プリムローズ&フェザー』というように、『プリムローズ』という作品と“対(つい)”になっておりますので、Sさんは、次回は、別のプレートに、『プリムローズ』をお描きになる予定です
いつも遠方より、ほぼ毎週、レッスンにお越しくださるSさん・・💕、そのため、かなりのペースで、色んな作品が仕上がっていきますので、KAGETORAも追い越されないように、日々、頑張らなきゃですね
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