2023.10.1 関東学院大学 金沢文庫キャンパス GION ATHLETE PARKでの神奈川大学野球秋季リーグ戦・第４週・２回戦 関東学院大５–４桐蔭横浜大（延長10回TB）の観戦レポートです。
【関】吉田、長友、山岸–木村
【桐】生長、和田、福田拓－高橋
【本】佐藤（桐）、大河内、木川（関）
【二】国崎（関）
＜得点経過＞
【２回裏・桐蔭横浜大】
1死後上田、鈴木蓮の連続ヒットで1死1,3塁。佐藤のライトへのスリーランホームランで3点先制。0-3。
【３回表・関東学院大】
先頭の長瀬内野ゴロエラーで無死1塁。1死後大河内のライトへのツーランホームランで2点返す。2-3。
【８回表・関東学院大】
先頭の木川のライトへのソロホームランで1点返し同点に追いつく。3-3。
【10回表・関東学院大】
先頭の大河内犠打で1死2,3塁。木川申告敬遠で1死満塁。青木の内野ゴロがエラーとなり2者生還、2点勝ち越す。5-3。
【10回裏・桐蔭横浜大】
先頭の高橋の犠打がエラーとなり代走の小園生還、1点返す。この後に代走の青柳本塁を狙うもタッチアウトで1死3塁。岸本の外野フライで高橋本塁タッチアウトで試合終了。5-4。
＜関東学院大＞
長友 稜太 投手（１年 宮崎商 185/80 右・右）
130キロ前半～中盤くらいの直球、スライダー、カットなどを投げます。内外突く直球と変化球のコンビネーションで粘り強く打ち取ります。球持ちが良く制球が安定している投手です。この日はロングリリーフでよく抑えました。リリーフで６回、３安打、６三振、１四球、０失点。
木川 玲 内野手（３年 健大高崎 177/70 右・左）
軸がブレない強いスイングで捕えれば長打がある選手です。下級生の頃から期待していたのですが、ようやくこの選手の長打を観ることができました。３番ファーストで３－１（１ホームラン、１打点、１四球）。
国崎 零 外野手（４年 175/71 向上 右・左）
バットコントロールが上手くヒットゾーンに打球を運べる選手です。この選手もずっと期待していたのですが、活躍を観ることができました。２つの捕殺もチームを助けました。７番レフトで４－３（１ツーベース、２シングル）。
＜桐蔭横浜大＞
福田 拓実 投手（２年 山村学園 178/83 右・右）
130キロ中盤～後半くらいの直球、スライダーを投げます。クイックぎみのモーションで打者のタイミングを外してきます。左打者と２周り目の投球が課題でしょうか。リリーフで４回1/3、２安打、３三振、３四死球、３失点（タイブレーク含む）。
鈴木 蓮 内野手（３年 作新学院 178/73 左・左）
この選手もバットコントロールが上手くヒットゾーンに打球を運べる選手です。６番DHで４－２（２シングル、１三振）。
佐藤 塁大 外野手（２年 175/84 山村学園 左・左）
しっかりバットが振れて長打がある選手です。下位を打つ選手ではないので、中軸を打って欲しいですね。再現性が課題でしょうか。７番レフトで４－１（１ホームラン、３打点、１三振）。
関東学院大は１回戦で古謝投手相手に勝ったのが大きいですね。この日は劣勢でしたが８回に木川選手のホームランで追いつきタイブレークの末に勝ち切り連勝で勝ち点を挙げました。優勝は厳しいですが、リーグを盛り上げました。エース山岸投手に長友投手も出てきましたし、来年以降も楽しみですね。
桐蔭横浜大はここを勝っていればという形でしたが、勝ち点を奪取できませんでした。横浜商科大との直接対決を残していますしまだまだ優勝の可能性は残しています。しぶとい戦い方は相変わらずですし、古謝投手という大エースがいます。最後まで諦めない戦いがみられそうです。
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