【冬の季語・湯豆腐】
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「鍋の底に宇宙があった──」
湯豆腐や
鍋の底にも
小宇宙
「冬の鍋に広がる銀河──」
【冬の季語・冬夕焼】
「また、新しい道を選ぶときが来た」
冬夕焼
あの日の岐路を
また越ゆる
片付かぬまま
影ふたつ
「あなたの別れ道は何ですか?」
【冬の季語・白鳥】
「静まりゆく湖──」
湖面澄む
羽音の消えて
星のこゑ
「静寂のあとに、聞こえるもの。」