アンニョンハセヨ~ニコニコ

 

第4次韓流ブームで韓国ドラマにハマったアラフィフが、17年ぶりの韓国旅行の行動記録をつづっています。

 

今回は、王道の景福宮観光〜三清洞の小さなカフェ「Coffee Mill」の絶品スコーンの記録です。

 

旅日記の過去記事はこちらからどうぞ。

 

 

 

韓国ドラマの時代劇好きとしては、景福宮はぜひとも訪れたいスポットだった。

せっかく入るなら南に位置する正門「光化門」からスタート!

 

ここは、記念すべき初時代劇で大好きな『雲が描いた月明り』のプロモーションで、世子ダンスが撮影された神聖な場所!

もちろん、ボンバスティックを踊っておいた(脳内で)。

ボゴミ様! 数日遅れだけどセンイルチュカヘラブラブ

 

このときも何かの撮影準備中だったのでしばらく待ってみたが、何も動きがなかった。

 

門の内側。

※追記1(2024.6.21)

『財閥家の末息子』(1話)を観ると、1995年までこの場所に国立中央博物館(旧・朝鮮総督府庁舎)があったことになる。

 

 

正殿と山のコントラストの美しさは、昨日の青瓦台のようだ(追記2:この開けた場所に巨大な庁舎があったということか……)。

 

韓服を着ていると入場料(3,000₩)が無料になるので、コスプレを楽しむ外国人が多数。

白人は完全に場違いなコスプレイヤー感があり、一方で黒人や中東の人たちだと、彼らの民族衣装のように見えてしまうのが面白かった。

 

自分も韓服を着てブログにアップしようかなと思ったけど、この日はめちゃくちゃ暑くて、ポリエステル生地はキツすぎるので断念。

 

全体図。ここも十分広いけど、青瓦台のほうがさらに広かったように思う(閣下の権力すごい)。

 

オーディオガイド(3,000₩)を借りてみたところ、説明が長すぎて頭に入らず、数か所でやめた。

外国人向けガイドは特に、もうちょっと編集したほうがいいと思う……。

ちなみに、ほとんどのスポットで「壬辰倭乱(朝鮮出兵)or日本統治時代に破壊された」的な一説が入る。

 

正殿・勤政殿(クンジョンジョン) 。

 

正殿の階段を上って振り返ると、ドラマによく出てくる眺め(拷問シーン)。

自分も下々を見下ろす気分で撮影した(被写体になってしまった人、すみません)。

 

正殿の中は、思わず「チョ~~ナ~~」と言ってしまいそうになる図。

 

このビジュアルは、世子や王子たちの学び舎のイメージ(※本当は宴会場)。

 

王と臣下が親睦を深めたという東屋越しに、ソウルタワーが見える。

 

正殿以外は、池に浮かぶこの2箇所が見どころのようだった。

 

暑くて長居できず、お茶をしに外へ出た。

 

カフェは、(自称)コーヒーにこだわっている夫が、近隣で検索してくれた。

 

三清洞の奥まった小道の行き止まりにある「Coffee Mill」。

 

お店に入るか迷っていたら、名バイプレイヤーのチョン・スンギルさん(『恋愛体質』の局長)にクリソツなマスターが窓から顔を出して案内してくれた。

もう、そのビジュアルがツボすぎ泣き笑い泣き笑い泣き笑い

厳密にいうと、チョン・スンギルさんが、ロン毛のヒッピービジュで、カフェのマスター役を演じている感じ泣き笑い泣き笑い泣き笑い

 

チョン・スンギルさんを知らない夫は「フジロックへガチ参戦しているリリー・フランキー」と形容していた。

 

そんなリリーマスターのお店は、焙煎所まで併設された本格派。

 

昔の家をリノベした山小屋のような店内は雰囲気があって、リリーのこだわりを感じられる。

めっちゃ高そうなスピーカーから流れるピアノジャズも素敵だった。

 

店内は狭く、テーブルが3〜4卓くらいだったかな。

この時は地元のアラフォーマダム3人組と我々のみ。

あとは、外のカウンターやテイクアウト利用がチラホラ。

 

注文したのはハンドドリップ(7,000₩)とアア(5,000₩)。

 この紙ナプキンもリリーのセンス(ガチなサブカル)なんだろうな。

 

自分はそこまでコーヒーの味はわからないけど、(自称)コーヒーにこだわっている夫はかなり気に入ったらしい(たぶんマスターの不思議なキャラ含めて)。

 

コーヒーがおいしかったので、入店したときから気になっていたスコーンも追加。

 

スコーン(5,000₩)と、クリーム(1,000₩)。

 

これがもぉぉぉぉぉーーーーー絶品!!! 頼んでよかった!!!

ガリガリ系で甘さ控えめ、脂っぽくないのにパサパサしていない。

 

リリーのベイキングスキル、あなどれない!!

 

お茶しながらこのお店のGoogleレビューを読んでいたら、「マスターが不愛想」「ホスピタリティがない」とかネガティブコメントも多かったが、全然そんなことはない!

とっつきにくいオーラはあれど、入店しておでこの汗を拭いていたら「冷房つける?」と聞いてくれたり、スコーンを頼みたくてキョドっていたら察してくれたり、めっちゃ優しかった。

 

この日は平日でお客が少なかったからかもだけど、次回もわざわざ訪れたいと思う素敵カフェだった爆笑

 

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写真が多くなってしまったので、70~80年代の町の再現エリアについては次回に持ち越し。

 

『応答せよ1988』の世界を体感できる無料観光スポット、すごくよかったです。

 

ではまたバイバイ