アンニョンハセヨ~
第4次韓流ブームで韓国ドラマにハマったアラフィフが、17年ぶりの韓国旅行の行動記録をつづっています。
今回は、食いしん坊の聖地、市場の食べ歩き記録。韓国ドラマによく登場するスンデにチャレンジしました!
旅日記の過去記事はこちらからどうぞ。
明洞から地下鉄4号線に乗り、1号線に乗り換えて鍾路5街(チョンノオーガ)駅で下車。 地下鉄の料金は一律で1,400₩(T-moneyカード)。
なお、7月からは1,550₩(同)に値上がりするそうです(参照↓)。
駅の案内通りに地上へ出ると、すぐに広蔵市場(クァンジャンシジャン)がありました。
市場好きにはたまらない光景でテンション上がる!!
ここには5,000以上の店舗や屋台が集結しているそう。
外国人観光客ばかりかと思いきや、意外にも屋台に座って飲食しているのは韓国人のほうが多く、観光客やサラリーマンのほか、日ごろのウサ晴らしのように盛り上がって飲んでいるOLグループも(仲間に入りたかった)。
両サイドにある店舗型のほうは、それなりに観光客がいたように見えました。
まずは市場の真ん中の交差点付近で、緑豆のチヂミ(ピンデトック/ノクトゥジョン)にロックオン。
1枚5,000₩。To goにすると、4つにカットして2つずつ紙コップに入れてくれた。
ほんのり塩味で、サクサク&もちもちは初めての食感。
ほぼ揚げ物なんだけど、おそらく小麦粉を使っていないので、そこまで重くない。
マッコリと一緒だったら、さらにおいしいはず!!(飲み物は基本、屋台に座って飲む感じだったので、この時は立ち食いで済ませた)。
揚げ物の後の口直しに、イチゴの生ジュース(5,000₩)。
横道のお店の方がサービスがいいだろうと狙って買ったのに、メイン通りの屋台のコップのほうが大きかった
ちなみにこの店は「さとうきびジュース」推しだったので、それも試せばよかった。
そういえば、今回は生のイチゴを食べるのもミッションの1つ。どこで買おうかな。
広蔵市場の名物の1つが、入り口のお店のクァベギ(ねじりドーナッツ)。
大行列の有名店は避けて、市場の中にあった別のお店で購入。
ノーマルタイプは1,000₩。
ドーナッツごときに行列って……と思っていたけど、なるほど、ふわふわ&モチモチの軽い食感で、人気なのがわかる!(入口の有名店と同じかは不明です)。
台湾の「QQ」然り、アジア人の共通点の1つは「モチモチ好き」ってことかな。
屋台グルメ以外にもいろいろな食べ物があって、市場歩きはやっぱり楽しい
韓国の餅菓子。今回は食べる機会がなかったので次回の課題!
きなこ餅(インジョルミ)は『椿の花咲く頃』、ヨモギ餅は『今日もあなたに太陽を』を瞬時に思い出す韓ドラ脳。
手作りシッケ(写真右端)も韓国ドラマの定番なので、飲んでみたかった~。
通路にドーンと置かれたキムチにそそられる!!
カクテキをスティックに挿して観光客に売れば、結構な売り上げになるのでは??
いろいろなジョン(チヂミ)のお店。
法事の際、姑の圧がない&手作りしない派の家庭は、ここで買えば多少は楽できるのか?
広蔵市場といえばユッケが名物。一番の有名店「プチョンユッケ」は大行列で、ほかのお店なら、それほど待たなくても入れそうだった。
ユッケ食べたかったけど、お腹がデリケートな夫の万が一を考えて、今回は見送りに……。
せっかくなので、屋台に座って何か食べようとキョロキョロしていたら、すぐに目の前のアジュンマと目が合って、半ば強制で椅子に座らされるw(その逞しい商魂が好き
日本語の写真入りメニューもあって、注文は指差しのみで簡単だった。
まずはトッポッキ(3,000₩)。撮影前に夫が1本食べてしまったけど、全6本。
お餅はジョンソンヴィル並みの太さで、1本のボリュームは日本の切り餅1つに相当する。
具はお餅とペラいおでん数切れのみという潔さ。
トッポッキのレシピは簡単なので、自分が家で作るものと大差ないだろうと高をくくっていたら、これがまあびっくりなおいしさ
ソースにめっちゃニンニクが効いていて、味がパキっとしている。
あと、自作ではついキャベツなどの野菜をたっぷり入れてしまうけど、そのせいでソースの味がぼやけていたことがよくわかる。
そして、極太の餅の食べ応えがすごかったw
この後、ほかのお店ものぞいてみると、トッポッキはどこも同じ極太だった。
夫が、そのビジュアルを見てどうしても食べたい!と譲らなかったスンデ(レバーとの盛り合わせで8,000₩)。
スンデの中身はもち米と春雨がメインで、血の匂いはすごいけど、肉は入っていなかったような。
蒸しているだけで調味はほぼなし、添えられた塩をつけて食べる。
韓国ドラマを観ていると、財閥やお金持ちは食べないっぽいし、庶民でも好き嫌いが分かれているイメージのスンデ。
kabo家はどちらも好き嫌いがないので、食べられないってことはなかったけど、うーん……、一度経験すれば十分かもw
ちなみに夫は、タイのソーセージのような、肉肉しいスパイシーソーセージをイメージていたようです(残念賞!
塩をつけるだけではシンプルすぎて、クセのある匂いが目立ってしまうので、トッポッキのソースにつければよかったと後で気づく
トッポッキのボリュームもあって完食できず、スンデの半分くらいは持ち帰りにしてもらった(部屋飲み用)。
ちなみに持ち帰りの際は、塩を床に落としてお皿のビニールをくるっと裏返して持たせてくれた。
アジュンマに勧められるがままビール(5,000₩)も飲んで、写真には写ってないけど、オデンのスープも出してもらって、雰囲気込みで大満足な屋台飯。
オデンスープはたぶんサービスなので、合計16,000₩。
オデンスープは想像よりもあっさりしていておいしかった~!
お腹いっぱいといいつつ、デザートは別腹。
以前、大阪と新大久保で10円パンを食べたので、本家の10₩パンを食べることがミッションだった。
いろいろなフレーバーがある中、王道のチーズをチョイス(3,000₩)。
日本の500円よりは安いけど、それに比べると小さく、皮も薄めでサクサクしていた。
ほかのおやつ屋台もチェック。
ハットグ屋さんといえば、『スタートアップ:夢の扉』。
たい焼き(韓国では「フナ焼き」ということを『ヴィンチェンツォ』で知った)やベビーカステラなど、日本と同じような屋台おやつも。
最後にエゴマのミニキンパ(3,000₩)をテイクアウト。
【広蔵市場の全体的な感想】
✔お店の数は多いけど、同じメニューのお店が複数あって、各店の値段は統一されている。
✔主なお店の種類は、
・ジョン(チヂミ)系
・カルグクス&マンドゥ系
・トッポッキ&スンデ&オデン&キンパ系
・ユッケ&サンナクチ系
・甘いもの系
・生ジュース
・乾物やお菓子などのお土産屋
✔総じて揚げ物が多い。
✔メニューは同じでも、それぞれの店が手づくりっぽいので(うどん生地を打っていた)、味の違いはあるかも。
帰りに、地下鉄駅前の果物屋さんで、念願のいちごを購入(6,000₩)。
ちょうどチャメの季節らしく、果物屋さんや市場では、チャメをよく見かけた。基本はカゴ盛りで売られているので、ばら売りしてもらえるなら買ってみたかった(小心者なので聞けなかった)。
チャメは1個当たり1,000₩くらい。
市場では済州島のみかんジュース(4,000₩)も買って、いちごまでの合計支出は43,000₩。
激安屋台飯っていう価格帯ではないけど、旅行先のアトラクション価格と考えれば満足度高い!
市場好きのkabo家は長々と2時間も滞在したけど、サクッと1~2品食べ歩きするだけなら30分くらいで回れるかな(ユッケの有名店目的なら行列覚悟)。
この日、鍾路5街駅近辺でお祭りが開催されていたようで、ねぶたのような山車の行列を見かける。
雨が降っていなければゆっくり見たかったな。
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次回は、ホテルでの部屋飲みの記録。手作りのシャンパンマッコリがすごすぎました!!
ではまた
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