アンニョンハセヨ~ニコ

 

昨年からのチャン・ドンユン新作ラッシュの中で、一番楽しみにしていたのが本作でしたが、控えめに言ってつまらなかったです笑い泣き

 

というわけで、ファンとしてのひいき目を加算しても文句の多い感想になっています。すみません。
 

※画像は公式ポスター(namuwikiよりスクショ)

 

■視聴時期

2024年1-3月

■お気に入り度(5点満点)

★★★(チャン・ドンユン加点でやっと完走)

■視聴方法

Amazon Prime(全16話)

■放送開始年

2023年

■放送局(配信媒体)

Amazon Prime

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。ネガティブ感想もありますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

●満足点・共感点

 

1.設定とキャスティングへの期待

 

「キューピッドが誤って自分に矢を射ってしまい、ヒロインと恋に落ちる」という設定自体はめちゃくちゃ魅力的で、ここからどんな物語が繰り広げられるのか、ワクワクしながら開封!

 

しかも、子どもや少年を連想させるキューピッド役がドンユン氏だなんて、イメージがぴったりで、素晴らしいキャスティングをありがとうございます!という感じでした爆  笑

 

さらに「ファンタジーラブコメの主演は、スター俳優の証」という記事を以前読んだことがあったので、個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしていた作品でしたルンルン

 

実際に視聴してみると、

 

・非人間キャラと主演俳優の親和性

・ヒロインが文句なしの美人

・過去シ-ンと現代シーンのスイッチング

・ミステリー要素に関連するライバルキャラの刑事

・サブキャラのコメディパート

 

さらに「愛の館」の存在や、仲間のキューピッドが犬になってしまう設定なども秀逸で、ファンタジーラブコメの成功要素が多分に詰まっていたのではと思います(それなのにつまらなかった)

 

 

2.主役2人の眼福度

 

つまらないと文句を言いながらも最後まで視聴できたのは、主役2人のお陰です。

 

ドンユン氏の姿を最後まで堪能したいっラブラブというミーハーな気持ちと、初めましてのナナさんが文句なしの美人だったので、飽きずに視聴できました(それなのにつまらなかった。n回目)

 

But!! 2人のビジュアルバランスはそれなりに良かったのに、このカップルに全然キュンキュンできなかったのはなぜだ??泣き笑い

 

さらにドンユンファンとしては、過去シーンの水色の韓服姿が、完全にノクドゥ再来というビジュアルだったのが大興奮ポイントでした爆  笑

 

やっぱり、ドンユン氏のような公家系塩顔(my好物)は、史劇の衣装が合いますねピンクハート

 

となれば、次回作は史劇で世子役希望!!!!!!

 

世子の紺色の衣装を着た姿を想像しただけでニヤケてしまうラブ

 

あと、本作では90年代のドンユン氏のビジュアルも素敵だったので、『オアシス』も楽しみ~ピンクハート(ユネクでまだ見放題ではないので、視聴はまだ当分先になりそう泣くうさぎ

 

 

 

●残念な点・モヤモヤした点

 

ここからは、つまらなかった理由になります(文句多め)。

自分の読解力不足に由来することもあると思いますがご容赦ください。

 

●メインとサイドの話がミスマッチ

主役カップルのラブストーリーと、殺人事件のミステリーパート、同居人たちのキャグパートが、全然かみ合っていなかったように思いました。

特に同居人のギャグパートはそこまで面白いわけでもなく、彼らの存在意義もよくわかりませんでした。

イケメン2人の、キャラとしての役割分担も謎だった。

ヒロインの同居人オンニや、動物病院のアク強め女医(院長?)の存在も、単体パートで見るとそれなりに面白かったけど、全体を通して振り返ると何だったのか感が残りました。

 

●「500歳×キューピッド」の矛盾

一般的なキューピッドは子どもや少年のイメージなのに、中身は500歳のオルシン(老人)という矛盾が、キャラ設定にうまく消化されていないように思いました。

サンヒョクの大人びた雰囲気が、単なるツンデレなのか、500歳としての達観や包容力なのか、わかりにくかったです。

 

●「キューピッド」と「天使」の混用

この両者は、別の世界のキャラクター(神様?)なのに、本作ではたびたび混用されていることに違和感が。

韓国はキリスト教が普及しているようなので、誤用ではなくあえて「天使」も取り入れているのかもしれませんが、その意図を理解できませんでした。

 

●設定の全体像がわかりにくい

「人間に恋してしまったために、罰として500年も生きている」というプロット自体は面白かったものの、神の世界の全体設定がわかりにくく、その世界観に没入できませんでした。

同居人たちの連帯責任の理由もよくわからなかったし。

最後の、犬キューピッドが鉛の矢を射たことでサンヒョクが人間になるという仕組みも、全然理解できませんでしたタラー(自分の読解力不足かもですがタラー

 

●「赤い手帳」は単なる偶然⁉

殺人事件を最後まで引っ張ったわりには「でしょうね」的な犯人で、刑務所に潜入して殺人を犯すなどのトリックには無理がありすぎました(笑い泣き

それでも、事件の真相が朝鮮時代の「女性の7つの大罪」とどう絡んでいくのか楽しみにしていたら、結局は全然関係なかったようなネガティブ(これも自分の読解力不足でしょうか?)

 

●刑事と王様の中の人が同じ

前半、ヒロインの転生設定にかなり混乱した原因です!!

ヒロインの転生前は別の2人の女優さんが演じていたのに、刑事と王様は同じ俳優さんだったはなぜでしょうか??

 

●キスシーンの安売り感

キスシーンがめちゃくちゃ多くて、ファンとしては嬉しかった反面、後半はお腹いっぱいになりました。

ファンとしてあるまじき感想になりますが、この作品においてのキスシーンは、全然盛り上がれなかった笑い泣き

演出のせいなのか、お2人の演技力不足なのかわからないけど、いろいろと物足りなかったですw

ドンユン氏、『ノクドゥ伝』や『砂の上にも花は咲く』のポッポ系はすごく良かったのに!

 

●サンヒョクのヘアスタイル

サンヒョクのヘアスタイルに統一感がなく、設定上は同じシーンなのに長さやスタイルがバラバラなのが気になりました。

演出やヘアメイクさん、しっかりしてーーー!と何度思ったことか。

 

●チャン・ドンユンの魅力が発揮されていない

あれこれ文句を言ってきましたが、とどのつまりはこれに尽きます。

ファンとしては圧倒的に不完全燃焼で物足りなかったタラー

これまでの作品で数々の魅力を放ってきたドンユン氏の良さが、あまりにも出ていなかったように思うのです泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ

もし、この作品でチャン・ドンユンという俳優を初めて見た人がいたら、きっとそこまで印象に残らないんじゃないかなと思ってしまうほどでした。

 

もし、本作が初ドンユンという方がいらっしゃいましたら、『ノクドゥ伝』『砂の上にも花は咲く』あたりを観てほしい!

時間がないなら単発ドラマ『僕らが季節なら』を超お勧めします!!

たった1時間でドンユン氏の魅力が伝わると思いますウインク

 

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とても楽しみにしていた作品だったので、その反動で文句の多い感想になってしまいすみません笑い泣き
 

ではまたバイバイ

 

 

※記事内で挙げた作品の感想はこちらからどうそ下矢印