アトくんはいわゆる「新五年生(今度の4月から5年生になる現4年生)」だ。
勉強にかなりの時間を割いているが驚くほど成績が悪い。
もともと勉強が大嫌いでやる気がない。
いや、ちょっとずつあきらめというか、やらなければならないことは理解していっているようなのだが、それでも「やりたくない」気持ちが強いので、机に向かっていても不貞腐れている。
不貞腐れながらやるので、字は汚いし、計算も雑だ。
雑だからだからますます間違えが増えて解き直しも多くなる。
解き直しが多ければ勉強時間は増える。
勉強時間が増えると更に不貞腐れてもっと雑になり…以下はもう負のスパイラルだ(笑)。
それでもマヨは根気強く、なだめたり、すかしたり、ご褒美を上げたり、時にブチ切れたりしてなんとかやらせている。
難しい問題は、つい先日まで受験生だったむーちゃんが教えてくれている。
で…ボクも休日には教えているが、小学生とはいえその勉強内容は段々と難しくなってきている。
比較的教えやすい算数も、分配法則の応用問題などになるとスッと解けなくなってきた。
教えるボク自身がスッと解けないのだから、教えるのにも時間がかかる。
やれやれ…。
この苦労は、実はむーちゃんの時にも経験していて、その時は5年生の後半ついにギブアップした。
「難しくてもう教えられない」と宣言したのである。
当時「たかが小学5年の問題ごときに…」と屈辱を感じたものだ。
しかし後になってこれも一つの「受験あるある」で、この時期にギブアップするお父さんは多いのだと知った。
(そして家庭学習におけるお父さんというブースターがなくなることで、成績が一気に悪くなる子も増えるのだとか…)
そんな話を飲んだ時にしていた。
すると友人のTKに…
「自分は高校生の娘と小学六年生の息子に今でも勉強を教えている」と言われた。
『すごいなぁ…』と心からの尊敬が喉まで出かかった。
しかし、TKの続く言葉がそれを妨げた。
「すげえだろ」
…むっ。
「俺、家庭教師としても金稼げるんじゃないかな」
…むむっ。
「普通の父親じゃできないよな」
…むむむっ。
全否定してやった。
…悔しいので、もうちょっとだけ頑張ります(笑)。
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