そばの旅 3

　間を置かずに二番目の店へ。

　まだ時間帯が早いので、どの店もさほど混んでる印象はない。

　…たった一つの店を除いては。

　そのお店の話は、のちほど。

　で…二番目のお店は、しなの屋さん。

　少し通りから奥まったところにあるお店で、たどりつくのに一瞬迷いました（笑）。

　マヨとむーちゃんが「こんにちは～」ってお店に入るところですよ。

　これはその日に入ったお店に共通する事ですが、東京のお店と違ってマニュアル感がないというか、サービス業の不徹底(よい意味で）が感じられました。

　店主と店員の関係が、必ずしも上下ではないせいでしょうかね…。

　しなの屋さんでも、まるで近所のおばちゃんと話すかのような気軽な感じが印象的でした。

　まぁ、おそばの味とは関係なのですが(笑）。

　で…こちらがしなの屋さんのおそば。

　写真だとわかりにくいのですが、ごく薄い緑色のおそばです。

　腰が強く、それでいてしなやか。ツユはカツオの香りが強いのです。

　ああ…記事を書く為に写真をまた眺めてるだけでよだれが…（笑）。

　そう…このお店は…。

　とってもおいしかったです！

　☆　☆　☆　…星三つです！　

　いや、もうなんていうか…。

　この「そば手形」システム最高！

　こんな風に食べ比べられなければ、おそばの個性これほど違うだなんて、素人のボクにはわからなかったでしょう！

　本気食いしたい気持ちをぐっとこらえて、次の店を狙う。

　マヨは当然のこと、むーちゃんまでペロリ。

　「おいしいね！」って連発。

　ああ…家族ならではの一体感ですな。

　最終的な「おいしかったおそば順位」はボクとマヨで多少違うのですが、このしなの屋さんは二人とも大満足なのでした。

　　　　　…続く　

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