我が家には、たまに前の住人の荷物が届く。
ハガキや軽い郵便物ならすぐ転送するんだけど、どうにもその数がひんぱんでまいってる。
それに、たまに不可解なものも届くのだ。
ちなみに前の住人は…
・三人家族。夫婦と、小学生の息子が一人。
・田舎に帰る事になったので、出て行った。
と聞いてるんだけど、いくつか怪しい点がある。
まず第一。
マヨはこのマンションでは古株。なにしろ実家は二階下なのだ(笑)。
だからこのマンションの情報にはくわしい。
そのマヨが言う。
「このマンションに、子供なんていなかったと思うけど…」
そう。このマンションは、圧倒的に年配の人が多い。一番若い子で、せいぜい中学生くらい。
だから小学生の子がいたらかなり目立つし、知らないハズはないというのだ。
第二。
前の住人は、たぶん夫婦じゃない。
時々届く女性宛の封書は、前の住人と苗字が違う。
第三。
引っ越したばかりの頃、台所や風呂場、洗面所は、「ちょっと普通の女の感覚では考えられないくらい」汚れていた。(マヨ談)
マヨとお義母さんできれいにしたものの、とても小学生の子供のいる母親が使う水まわりではないという。
このことからも、彼らは夫婦ではなく、ただの同棲だったのではないかと思われる。
つまり、子持ちの女性と同棲して、その後別れて一人になった…という図式が推理されるのだ。それなら水まわりが汚いのも、男の一人暮らしのせいと考えて納得できる。
さて。
話を元に戻すと、今回届いた郵便物は、前の住人(40才くらいの男性)宛てになっていた。
看護婦のための、通販マガジン。
中身はいたって真面目なものだ。
ナース服、かわいいデザインの体温計や聴診器、カラフルな髪留めのゴム…。
エロいものではないんだけど、問題は、何故こんなものが必要だったのかってこと…。
想像する余地は大いにあるけど、怖いので何も想像しないでいたいカゲオとマヨであった…。
ちなみに仕事は医療関係じゃなかったようです♪ 1クリックお願いします。