自分語りその3 | こころ癒し言葉〜心の進化の為に〜

こころ癒し言葉〜心の進化の為に〜

同じ時代を生きてくれてありがとう。
報酬はあなたの朗らかな笑顔です。
心不全直腸がん術後転移してステージ4。
浜松の精神障害者。
イラストと詩と小説を書きます。
言葉使い師。魔法使いです。
コメント大歓迎!
インフルエンサーじゃなく、パイオニアになりたい。

自分語りその3です。




前とふたつの記事を読んでから読むと、


理解しやすい思います。


テーマの蘭の自分語り


で読みやすいはずです。




 



精神病の統失を、


人のためになりたい理由から発病して。


精神科病棟に半年入院しました。


最初の頃は起きて活動してたのに記憶がなくて。


というか意識もなくて。


気がついたら。


看護実習生がみな、


「新くん、私のこと覚えてる?」


と聞いて。


あんたなんか知らないよと言うと悲しそうに。


「えー!」


記憶がない頃は俺は聖者のような少年で。


みんなの人気者だったらしい。


看護大学であんまり可愛いから噂になってたと。


他に部屋がないからと保護室に入れられて。


そこには部屋中壁一面に呪いの文言が書かれていた。


なになに殺すとか死ねとかマジックで。


トイレのとこだけが昼間でも真っ暗な影になり。


壁に呪いのわら人形の絵が書いてある。


そこにははっきり悪霊がいると確信した。


素直に寝ようとすると。


「お前いま素直に寝ようとしただろう」


男の声て確かに聞こえた。


俺は恐怖に騒ぐことも助けを求めることもできずに。


知らないふりしてやり過ごした。


落書きはふつう、


患者が入れ替わる時に業者がペンキ塗るんだけど。


俺は急に入れたので間に合わなかったと。


あまりに恨みや憎しみの思念が強すぎると、


悪霊がやってくるらしい、


精神病院には大体いる。



大部屋にうつり、


病気で苦しんで。


総合病院本館の5階から飛び降りて死のうとした。


でも家族や友達が悲しむと思うとできなかった。


ずっと暗い顔してたら。


担当の看護実習生のおねーさんが別れ際に。


「新くんは笑顔が一番似合うよ」


と言ってくれた。


あとで思ったんだけど。


記憶がない時は、


未来の幽霊の俺が助けに来てたんだと思う。


後の精神科に入院した二十歳の時の危機や25の危機の時も。


おれの幽霊を見たと看護師さんが言ってた。






疲れたのでここまで。


あとは十代最後の退院後のパートのアルバイト時代バイクに乗ってた一番幸せだった頃の話と。


二十歳の時の。


親切で入院患者の年上のおっさんに。


お見舞いのお礼と言って。


手うつしで病気うつされたこと。


神になれるとか言ってた。


俺は余計なお世話だと思った。


そして重症の統失となり。


またおなじ病棟に二十歳の春に入院して。


こんどは本当に危機の地獄を味わった。


赤の他人が騒いで敵になった。


昔の精神医療はなにも手厚くなく。


ひどいものだった。


働けえ働けえ。


がんばれがんばれと。


患者に農作業や階段昇降をさせた。


根性で治せと。




疲れたのであとはまた今度。



またね?






みりあちゃんネコ娘1



※過去絵ですね。





ラジカルティーンエイジャー/THE ALFEE