挨拶しない孤食の家庭。のおっさん。 | 世界的平和熱のために

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心不全直腸がん術後転移してステージ4。
浜松の精神障害者。
イラストと詩と小説を書きます。
名もなき革命者です。
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インフルエンサーじゃなく、パイオニアになりたい。

おっさんの家は代々挨拶をしない。


食事はみなひとりで食べる。


おっさんはそれが嫌で。


若い頃に。


一緒に食べないとダメだと言って。


死んだ父と存命の母と、


親子三人で食べた。


姉はまだ社会人一年生の時は一緒に食べたけど。


いまは皆ひとり。


子供の頃も必ず一人で食べた。


母が仕事で忙しいので、


おかずは目玉焼きかマルシンハンバーグ一品のみ。


一人で食べた。


そのせいで学校給食が食べれなかった。


食わず嫌い。




姉に一緒に食べないとダメだと言うと。


嫌いだから嫌だと言う。


家族で必要なこと以外の話はしない。


だから仲は悪かった。


誰かと食べるご飯はおいしいよね。


挨拶すれば気持ちも晴れ晴れになるし。


父が生きていた頃も。


親子で話したことは殆どない。


さみしいなあ。


いまは。


デイケアでおしゃべりしたり。


ヘルパーさんとお話しするの楽しい。


寂しかった過去を忘れられる。


おっさん人が好きなんだよ。


もちろん。


自分のことも大好きだよ。





彼女が欲しいなあ。





前にヘルパーさんに作ってもらったソース焼きそば




たった一つの想い/ ガンスリンガーガールop