お前じゃないんだよと言われて否定された昨日。
自分ではないのだろうと。
あきらめた日もある。
しかし世の中は今も混沌として、
どんぐりの背比べに一喜一憂している。
争いや競い合いに明け暮れる。
そんな常識を変えたいと願うのは欺瞞かい。
新しい価値観を提示すればいい。
余計なお世話だという人もいる。
みんな好き勝手に生きてるんだからほっとけと。
繁栄も滅びも等しく訪れるから、
等しく輝く明日が見たいのは、
要らんことだろうか。
今もまだあきらめられないよ。
悩みぬいた昨日が朝日を迎えるなら、
せめて夢を見させてほしい。
そんなことを考える自分こそが一番救われたくて。
人目を気にして生きている。
でも自分が選んだ夢だから、祝福されたいと思うのは、
当たり前のことなんだよ。
愛されたくない人なんて居ないよ。
ひとりが好きなんて嘘っぱちだから。
サルの歌 / 橘いずみ