否定することは簡単なことです。
俺にとっては、受け入れることと寛容は、同じことです。
事実を知るほどに、その人が愛おしくなるのは。
どこまでも深い闇を見る人に共通する、痛みが見えるからです。
この世は鏡です。
誰かを攻撃すれば、評価すれば、分析すれば、
それは自分に返ってきます。
誰かを評価する自分は、やはり誰かに評価されます。
ごっこ遊びだろうが嘘だろうが偽物と言われようが、
俺は弱者と寄り添いたいのです。
強きもののふりをして、高学歴高収入を謡って、弱者をあざ笑ったって。
やっぱり同じ生きている人間ですよ。
どんなにその人間に問題があっても、例え心が病んでいても、
親身になってどこまでも地獄に付き合うのが、人間の温かさです。
温かい人間でいたいから、どんなに罪を犯しても許されない存在なんていないから。