大好きなあの日の自分に会える | 人生の応援賛歌

人生の応援賛歌

同じ時代を生きてくれてありがとう。
報酬はあなたの朗らかな笑顔です。
心不全直腸がん術後転移してステージ4。
浜松の精神障害者。
イラストと詩と小説を書きます。
言葉使い師。
コメント大歓迎!
インフルエンサーじゃなく、パイオニアになりたい。

自分が十代の頃。

人類再生の道、惑星再構築の夢を見た。自分だけの夢ではなかった。

アカシックレコードに手を出して精神疾患を患う。

でも幸せだった。貧乏でも何にもなくても。

17歳から19歳の終わりまで、こんなに自由で幸せでいいのかとまで思った。

人を疑うことを知らない明るい笑顔が、自分自身が大好きだった。

あの頃の自分を忘れた日はない。もう一度あの日の自分に会うまで。

あきらめるもんかと信じたのは精神、自分は精神病だから。

アカシックの夢を見たことが生き地獄を呼んだのなら。

最後まで苦しめばいいと思った。いつかバラ色の春が来る日を待ちわびて。

どんなに赤の他人に文句や悪口を言われたって。

どんなに笑いものになっても後ろ指を指されても、自分は悪くないから。

だから正々堂々と生きなければいけないと誓った。

年をとったが、今でも少年のような目をしている。

疑うことを知らない瞳だった。

ずうっと貧乏で何もない人生だけど。

疑ってしまう自分が嫌だった。

真っ直ぐに信じた心が大好きだったから。





L↔︎R