子供の感性豊かで素晴らしいですね。
時に傷付き成長し分かち合い・・・大人の階段のぼる。
難病飛行を読まれた三田市小学5年生の女の子が
読書感想文で、コンクール佳作を獲られました。
その作文を少しご紹介させていただきます。
「私がこの本を選んだ理由は、母が福祉の仕事で知り合った、
蔭山武史さんの事を知り
蔭山さんが書かれた本を読んでみようと思った事がきっかけです。
蔭山さんは、「筋ジストロフィー」という病気で、その中でも重く
呼吸までも自分では出来なくなる病気にかかっておられ
幼い頃から体がだんだん動かなくなっていった事や
普通の事が普通に出来なくなっていく日々を闘病記にされています。
始めは歩けていた足が動かなくなる。当たり前の事が出来なくなる事が
どれだけ悲しい事なのか、私は知りました。
しかし、それよりも、蔭山さんは
辛さよりも支えてくれる家族に対して、
いつも感謝されている事に驚きが大きかったです。
29さいで呼吸器をつけ、気管切開をされたと同時に話すことが出来なくなり
その時の窓から見る景色は、灰色に見えたそうです。
とても大変な入院生活に耐え、現在は自宅に戻って来られました。
呼吸器をつけたまま寝たきりですが、そんな中で蔭山さんは作詞をされたり
本を通して、沢山の人に病気の事を知ってもらおうと
がんばったりしておられる事に、私は驚きました。
ちめいどの「ソラノカナタ」の歌詞の中に
「きっといい事が待っているから今この時を大切に生きよう」と
言う言葉がありました。体がこんなにも動かなくても、
ちがう方法でみんなに自分の気持ちや
メッセージを伝えることができることを知りました。不幸せと思わず
前向きに生きていく事の大切さを知りました。
人間は、少しでも人とちがう所があれば
そこに目をつけ、いじめたり、仲間はずれにしたがります。
それは、その人の外見だけでしかものを見ていないと思います。
その人の気持ちになって考える事が出来ない人の方がよっぽど不幸せだと思います。
「自分らしく生きる」と決めた日の空は、澄み渡った青空だったそうです。
「人と比べてどうだとか、障がいをもっているからとか、だから何なんだ。」
という気持ちでおられる蔭山さんは、本当にすごいと思いました。
「私が死んだ方がみんなが楽になる。」と考えたこともあったそうですが
今は全く考えず前向きに生活されているそうです。
みんなが毎日普通に生活出来る事に感謝して幸せに思い
自分らしく楽しく生きることのできる世の中になってほしいと思った一冊でした。
















